映画『ジュラシック・ワールド/復活の大地』より、本作の見どころのひとつである、モササウルスと主人公ゾーラ(スカーレット・ヨハンソン)との大迫力の海上戦が収められた本編映像が解禁となった。
【動画】スカヨハ VS モササウルス! 大迫力の海上戦
本作は、シリーズ全6作の累計世界興行収入が9400億円以上を突破した「ジュラシック」シリーズの新章。
全長約30メートル、体重は約18トンを超え、シャチに匹敵するスピードで泳ぐモササウルスは、いわば白亜紀後期の“ジョーズ”。『ジュラシック・ワールド』(2015年)で水しぶきとともに鮮烈な登場を果たして以来、シリーズを通して人気を誇る恐竜となった。海に生息する巨大生物の1種として、本作では主人公たちの任務のターゲットにもなっており、これまでのシリーズにはなかったスリリングなアクション・シークエンスが展開される。
今回解禁された本編映像では、ゾーラ・ベネット(スカーレット・ヨハンソン)率いる精鋭チームが、初代『ジュラシック・パーク』の極秘研究施設があった“禁断の島”へ船で向かう航路上、突如として巨大なモササウルスが現れるシーンを捉えている。ゾーラは船首に立ち、モササウルスのDNAを採取するために特別に作られた銃を構えてその巨体を狙う。しかし次の瞬間、モササウルスが容赦なく船に体当たりを仕掛け、すさまじい衝撃に船体が大きく揺れる。ゾーラはバランスを崩し、今にも海に投げ出されそうになるが―。
本作の脚本には、『ジュラシック・パーク』を手がけたデヴィッド・コープが28年ぶりにカムバック。
特にスピルバーグが興味を示したのは、モササウルスが海を遊泳していることで生まれる展開だった。コープは「海洋アドベンチャーを盛り込むという案は大いに気に入りました」とスピルバーグのアイデアを気に入ったことを語り、続けて「これまでの『ジュラシック』シリーズになかった類の要素でありながら、この世界観にとって、自然界の美しさをありのままに捉える新しいアプローチになると感じました。まさに、これこそがシリーズの務めですよね」と、その意義を明かしている。
革新的な技術で描かれる大迫力の映像体験とスリリングなストーリー展開で、常に観客に驚きと感動を届けてきた「ジュラシック」シリーズだからこそ、本作でも新機軸のアクション描写が積極的に盛り込まれている。そして、スピルバーグとコープのストーリー作りが実を結び、最初にコープが手がけたのは、今回解禁となったシーンの一部でもある、モササウルスによる海上襲撃シーンだったという。
シリーズを重ねるごとに撮影技術が進化し、当初は実現できなかった数々のシーンも多く取り入れられてきた「ジュラシック」シリーズ。今回もまた、今までにない新たな手法で自然界の美しさをありのままに捉え、美しくも恐ろしいモササウルスと人間たちの遭遇を、手に汗握るアクションシーンとして描き出している。
映画『ジュラシック・ワールド/復活の大地』は、8月8日より全国公開。