エドガー・ライト監督がスティーヴン・キングの小説を映画化した『ランニング・マン』より、主人公ベン(グレン・パウエル)のド派手な逃走劇が展開する日本版予告、物語のキーマンたちを捉えた場面写真が解禁された。
【動画】主人公の行く先々が戦場化! 『ランニング・マン』日本版予告
本作は、『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。
娘のためデスゲームに身を投じる主人公ベンを演じるのは、グレン・パウエル。ベンをリアリティーショーへと誘う冷酷なプロデューサーは、「アベンジャーズ」シリーズのサノス役で知られるジョシュ・ブローリン。ド派手に番組を盛り上げる狂気の司会者には、第97回アカデミー賞(R)主演男優賞へのノミネートも記憶に新しいコールマン・ドミンゴが抜てきされている。
この度、本作の日本版予告が解禁。
現在から遠くない未来。世界は一握りの富裕層と、それ以外の圧倒的多数の貧困層に二極化され、人々は日々、苦しい生活を強いられている。主人公ベン・リチャーズ(グレン・パウエル)は、職を失い、お金もなく、まさに人生のどん底に陥っていた。重病の娘の医療費に困ったベンは、優勝者に一攫千金が与えられるイカれたデスゲーム「ランニング・マン」に参加することに。
「ランニング・マン」は、社会を牛耳るネットワーク企業が主催する“デスゲーム”リアリティショー。ルールは簡単、逃走範囲は無制限、高度な殺人スキルを持ったハンターの追跡に加え、全視聴者が懸賞金目当てに挑戦者を追いかける、<捕獲=即死亡>の激ヤバ“鬼ごっこ”だ。参加者が命を懸けて巨額の賞金に挑むその過激な内容に、全世界が熱狂し、視聴している。
ベンはそんなイカれた内容をものともせず、主催者相手に「俺は絶対勝ち残る。ケツでも拝んでな」と啖呵を切る強気な態度を見せ、逃走中に下着姿で“おしりペンペン”をお見舞いするなど、独自のユーモアと反骨精神を炸裂。命がけの状況すら楽しむかのような茶目っ気と強烈なキャラクター性で魅了する。
そして、高度な殺人スキルの訓練を受けた殺戮ハンターによる、銃撃、爆破、ドローン追跡に、バズーカ砲、なんでもアリの超過激な逃走劇や、スピード感あふれるカースタントなど、息つく間もなくベンの行く先々が戦場化。最後はグレネードによる大爆発でボロボロになりながらも、ライブカメラに向かって「捕まえてみな」と不敵に挑発するカットで幕を閉じる。
果たして、ベンは命と賞金をかけた30日間の激ヤバ“鬼ごっこ”を生き延び、家族を救い、人生を一発逆転することができるのか? ライト監督のセンスが光るスタイリッシュな映像と、息もつかせぬド派手なアクション、そして恐れ知らずのベンの魅力が凝縮された、アドレナリン全開の予告映像となっている。
併せて解禁された場面写真は、ベンが、フードを被り覚悟を決めたような真剣な表情を浮かべる姿や、炎に包まれた建物内で逃走を図る絶体絶命シーンを捉えたもの。そのほか、冷酷なプロデューサー(ジョシュ・ブローリン)、番組を盛り上げる狂気の司会者(コールマン・ドミンゴ)の姿も収めている。
映画『ランニング・マン』は、2026年1月30日より全国公開。