マーゴット・ロビーとコリン・ファレルがダブル主演を務める映画『A Big Bold Beautiful Journey(原題)』が、邦題を『ビューティフル・ジャーニー ふたりの時空旅行』として12月19日より公開されることが決定。特報が解禁されたほか、作曲家の久石譲が音楽を担当することが発表された。

久石がハリウッド映画のサウンドトラックを担当するのは、本作が初となる。

【動画】<時空旅行へと誘うドア>の向こうは? 『ビューティフル・ジャーニー ふたりの時空旅行』特報

 豪華キャストで贈る本作は、大切な人と観たくなるファンタジック・ヒューマンドラマ。「もしも人生をやり直せる不思議なドアがあったら?」。友人の結婚式で出会った男女がレンタカーのカーナビに導かれてたどり着いたのは、奇妙な“ドア”。通り抜けると、<人生で一番やり直したい日>へとタイムスリップしていた。【最悪な思い出】から【最高の愛】を見つけるための、ふたりの時空旅行がはじまる─。

 主演は、『スーサイド・スクワッド』や『ウルフ・オブ・ウォールストリート』など数々の話題作に出演し、『スキャンダル』でアカデミー賞(R)助演女優賞にノミネートされた人気・実力共にトップの俳優マーゴット・ロビー。全世界興行収入2000億円超えを達成し社会現象化した映画『バービー』以来、約2年ぶりの映画出演作となり大きな注目を集めている。

 同じく主演を務めるコリン・ファレルは、『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』『THE BATMAN‐ザ・バットマン‐』などの世界的大ヒット作に出演するトップスター。一方、『イニシェリン島の精霊』でヴェネチア国際映画祭の最優秀男優賞を受賞、アカデミー賞主演男優賞にもノミネートされたほか、本作の監督を務めるコゴナダがメガホンをとった『アフター・ヤン』にも出演している実力派俳優だ。

 コゴナダ監督は、韓国系アメリカ人。A24製作で音楽を坂本龍一が担当した『アフター・ヤン』は賞レースにも名を連ね、映画ファンの間で高く評価されている。


 コゴナダ監督はスタジオジブリの大ファンで、本作でも宮崎駿監督作品から大きなインスパイアを受けているという。その強い思いから、日本が誇る作曲家である久石譲へ本作の音楽を熱烈オファーし、今回のコラボレーションが実現した。久石がハリウッド映画のサウンドトラックを担当するのは彼の輝かしいキャリアの中でも初めてのことであり、日本とも縁深い作品となっている。

 今回解禁された特報では、大草原にぽつんと佇む“赤いドア”や植物園のような場所に現れた“青いドア”といった、本作のキーアイテムである<時空旅行へと誘うドア>、その向こう側に広がる幻想的でロマンティックな世界が美しくエモーショナルに描かれている。

 “ドア”は、淡い初恋を経験した高校時代や間に合わなかった母親の最期の瞬間など、コリン演じるデヴィッドとマーゴット扮するサラの過去へ繋がっており、ふたりは人生のターニングポイントとなった出来事をもう一度やり直すことで、自分自身、そして大切な人たちと向き合っていく──。

 映画『ビューティフル・ジャーニー ふたりの時空旅行』は12月19日より全国公開。

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