映画『君の顔では泣けない』より、主人公・陸(芳根京子)とまなみ(高橋海人)の15年間を捉えた場面写真が解禁となった。
【写真】映画『君の顔では泣けない』入れ替わった15年を追う場面写真
本作は、君嶋彼方のデビュー作である同名小説を坂下雄一郎監督のメガホンで映画化。
入れ替わってしまうふたり、坂平陸と水村まなみを演じるのは、今回が初共演となる芳根京子と高橋海人。さらに、西川愛莉と武市尚士が高校生時代の陸とまなみを演じる。そして、中沢元紀、前原滉、林裕太がそれぞれ入れ替わるふたりに密接に関わるキーパーソンを演じ、大塚寧々、赤堀雅秋、片岡礼子、山中崇が陸とまなみの両親役として物語を支えている。
解禁となった場面写真は、本作においてキーとなる喫茶店「異邦人」での、芳根京子演じる陸と、高橋海人演じるまなみ、そして西川愛莉と武市尚士が演じる高校生の陸とまなみの姿を捉えている。
高校1年生の夏に入れ替わってから、高校を卒業しそれぞれの道を歩むことになる陸とまなみ。高校在学中は近況をノートにつづり、それをひそかに交換することで互いの情報を共有していたが、大学以降は頻繁に会うこと自体も難しくなっていく。
そんなふたりは、近況報告のため年に1回、7月の第3土曜日に同じ喫茶店「異邦人」で待ち合わせしようと決める。入れ替わった日から秘密を共有するふたりにとって、そこは本当の自分”に戻ることができる唯一無二の待ち合わせ場所になっていく。
<お互いの人生>を歩むふたりにとって、<お互いの人生>の話をする「異邦人での第三土曜日」は、かけがえのない時間。ただの友達ではない、運命共同体ともいえるふたりの複雑な思いを重ね合う笑顔のハイタッチも、どこか切なさを感じさせる。
映画『君の顔では泣けない』は、11月14日より全国公開。
※高橋海人の「高」は「はしごだか」が正式表記。