當真あみと中島セナがダブル主演する映画『終点のあの子』より、本予告と本ポスタービジュアルが解禁された。
【動画】人生で二度と訪れない思春期のきらめきと残酷さ『終点のあの子』本予告
狭い世界に固執する私立女子校を舞台に、痛くて切ない青春時代を描く本作。
主人公2人の希代子と朱里を演じるのは當真あみと中島セナ。そして、希代子と朱里の同級生、奈津子と恭子にふんするのは平澤宏々路と南琴奈。希代子の先輩で、美大生の瑠璃子を演じるのは深川麻衣。希代子の母・美恵子にふんするのは石田ひかり。
新たなポスタービジュアルは、主演の當真あみと中島セナがそれぞれふんする希代子と朱里の姿を捉えている。朱里は希代子を見つめ、一方の希代子はどこかしら違う方向を見ている。添えられたコピーは、この2人にかかわらず、誰しもが10代の頃に思ったであろう気持ち―「特別な存在になりたい」。その淡く切実な願いを胸に、今自分が住んでいる世界で自分らしく/自分を肯定できることを模索する希代子のたたずまいは、花びらが風に触れた瞬間のように可憐ではかない。だけど、その澄んだ瞳の奥には、かすかな陰りとなって自信のかけらの揺らぎと幼い弱さがそっと沈んでいる。
そして、希代子が憧れ続ける朱里は、知の静謐(せいひつ)と大人びた気高さをまとい、孤高の星のように、りんとしてたたずんでいる。その真っすぐなまなざしの奥には、強さと共に、触れればかたちを変えてしまいそうな寂しさと、深い憂いの影が淡く揺れている。2人の瞳に宿るまだ名もない感情が見て取れるビジュアルとなっている。
本予告の映像には、いつもと変わらない日常を過ごしていた希代子と、そんな希代子の前に突如として現れた青い服を着た転校生の朱里の姿が。そして、自由奔放で他のクラスメートとは異なる雰囲気をまとった朱里に引かれ、徐々に行動を共にするようになった希代子の世界は、まぶしいほどに明るく輝き出す様が映し出されるのもつかの間、あることがきっかけでそれが瓦解していく。希代子と朱里の間にいったい何が起こったのか。人生で二度と訪れない思春期のきらめきと残酷さを感じさせる本予告となっている。
映画『終点のあの子』は、2026年1月23日より全国公開。
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