最低映画に贈られるゴールデンラズベリー賞(通称ラジー賞)が、今年もアカデミー賞の前日、現地時間3月14日に発表され、Prime Videoで公開後にレビューサイト「Rotten Tomatoes」でスコア0%を叩き出した『ウォー・オブ・ザ・ワールド』が、最多の5部門でラジーを獲得した。最多ノミネートを果たしたディズニーの実写映画『白雪姫』は2部門の受賞に留まった。



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 本賞は、毎年のアカデミー賞発表に先駆けて最低映画を表彰するもので、実力があるにもかかわらず酷い作品に出演した俳優や、大ヒットしたものの内容の伴わない作品、または莫大な予算をかけたにも関わらず不発となった作品などに贈られる。

 最多5部門に輝いた『ウォー・オブ・ザ・ワールド』は、H・G・ウェルズによるSF小説の金字塔『宇宙戦争』を、新たな解釈で映画化した作品。最低作品賞、アイス・キューブの最低主演男優賞、リッチ・リーの最低監督賞、最低リメイク・パクリ・続編賞、最低脚本賞を獲得した。

 6部門にノミネートされていた『白雪姫』は、7人のこびとたちが助演男優賞と最低スクリーンコンボ賞を受賞した。

 また、4度のラジーノミネートを誇り(?)、『ライフ・ウィズ・ミュージック』(2021)で最低主演女優賞を獲得したケイト・ハドソンが、映画『ソング・サング・ブルー/Song Sung Blue』で本年度アカデミー賞主演女優賞にノミネートされたことを受け、名誉挽回賞が贈られた。

第46回ゴールデンラズベリー賞ノミネート作品は以下の通り(★が受賞者)。

■最低作品賞
『エレクトリック・ステイト』
『Hurry Up Tomorrow(原題)』
『白雪姫』
スター・トレック:セクション31』
★『ウォー・オブ・ザ・ワールド』

■最低主演男優賞
デイヴ・バウティスタ 『ロストランズ 闇を狩る者』
★アイス・キューブ 『ウォー・オブ・ザ・ワールド』
スコット・イーストウッド 『スパイ・エリート』
ジャレッド・レト 『トロン:アレス』
エイベル・“ザ・ウィークエンド”・テスファイ 『Hurry Up Tomorrow(原題)』

■最低主演女優賞
アリアナ・デボーズ 『LOVE HURTS/ラブ・ハーツ』
ミラ・ジョヴォヴィッチ 『ロストランズ 闇を狩る者』
ナタリー・ポートマン 『ファウンテン・オブ・ユース 神秘の泉を探せ』
★レベル・ウィルソン 『Bride Hard(原題)』
ミシェル・ヨー 『スター・トレック:セクション31』

■最低助演男優賞
★7人の人工的なこびとたち 『白雪姫』
ニコラス・ケイジ 『Gunslingers(原題)』
スティーヴン・ドーフ 『Bride Hard(原題)』
グレッグ・キニア 『Off The Grid(原題)』
シルヴェスター・スタローン 『スパイ・エリート』

■最低助演女優賞
アンナ・クラムスキー 『Bride Hard(原題)』
エマ・ホーヴァス 『ストレンジャーズ 第2章』
★スカーレット・ローズ・スタローン 『Gunslingers(原題)』
ケイシー・ロール 『スター・トレック:セクション31』
イシス・バルベルデ 『スパイ・エリート』

■最低スクリーンコンボ賞
★7人のこびとたち全員 『白雪姫』
ジェームズ・コーデン&リアーナ 『劇場版スマーフ/おどるキノコ村の時空大冒険』
アイス・キューブ&彼のZoomカメラ 『ウォー・オブ・ザ・ワールド』
ロバート・デ・ニーロ&ロバート・デ・ニーロ(フランク役とヴィト役) 『アルトナイツ』
ザ・ウィークエンド&彼の巨大なエゴ 『Hurry Up Tomorrow(原題)』

■最低監督賞
★リッチ・リー 『ウォー・オブ・ザ・ワールド』
オラトゥンデ・オスンサンミ 『スター・トレック:セクション31』
アンソニー・ルッソ&ジョー・ルッソ 『エレクトリック・ステイト』
トレイ・エドワード・シュルツ 『Hurry Up Tomorrow(原題)』
マーク・ウェブ 『白雪姫』

■最低脚本賞
『エレクトリック・ステイト』
『Hurry Up Tomorrow(原題)』
『白雪姫』
『スター・トレック:セクション31』
★『ウォー・オブ・ザ・ワールド』

■最低リメイク・パクリ・続編賞
『ラストサマー:リターンズ』
『ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ2』
『劇場版スマーフ/おどるキノコ村の時空大冒険』
『白雪姫』
★『ウォー・オブ・ザ・ワールド』

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