映画『アギトー超能力戦争ー』の完成披露舞台あいさつが4月9日に開催され、主演の要潤をはじめ、賀集利樹、映画初出演となるゆうちゃみのほか、テレビシリーズからのお馴染みのキャストである藤田瞳子、山崎潤、柴田明良、新キャストのベッキー、田崎竜太監督が登壇。『仮面ライダーアギト』25年ぶりの復活への思いや撮影の裏話、「仮面ライダー生誕55周年」にちなんだトークで会場を盛り上げた。



【写真】カッコいい<G7>のマスクを掲げる要潤

 本日が初のお披露目とあって、会場はファンの熱気に包まれる中、主演の要潤をはじめ、賀集利樹、ゆうちゃみ、藤田瞳子、山崎潤、柴田明良、ベッキー、田崎竜太監督が登壇。全員が揃うと、要と賀集が「ただいま!」と客席に呼びかけ、観客からは「おかえりー!」と温かな拍手が沸き起こった。

 要は「25年の時を経て氷川誠として返り咲くことができました。この作品は通常の映画とはちょっと違って、25年分の役作りが詰まっています。氷川誠というキャラクターはこの25年間、1日たりとも僕の中から消えることはありませんでした。どうか最後まで楽しんでいってください」とあいさつ。

 賀集は「仮面ライダー55周年記念作というかたちで、この『アギト―超能力戦争―』が出来上がりました。これは僕たちの想いだけでは実現できなくて、25年間アギトを愛してくれた皆さんがいたから、実現できたと思います。本日はよろしくお願いします」と感謝を述べた。

 ゆうちゃみは「新しくチームメンバーに加わらせていただきました。アギトは、私の生まれ年(2001年)の仮面ライダーなのですごく光栄に思っています。今日はよろしくお願いいたします!」とコメント。


 藤田は「とうとう本作が公開を迎えるというのは、たくさん奇跡の連続で、本当に感無量です。この奇跡の瞬間がなるべく長く続くといいなと思いますので、何度でも足を運んでください」と呼びかけた。

 柴田は「尾室隆弘役、柴田明良です。尾室隆弘です。皆さん覚えてくださっていますか(笑)。皆さんと一緒に、このような舞台に立たせていただき感慨もひとしおです」と語った。

 山崎は「無事に帰って参りました! 仮面ライダー55周年の記念作に選ばれたことも光栄に思っております。ぜひ映画を観て、気に入ったらぜひ隣の家の人に伝えていただいて、SNSでも呟いていただいて、少しでも長く、アギトの世界に浸らせていただけたらと思っています」とアピール。

 ベッキーは「会場に着いて観客の皆さんの熱量を感じて、改めてすごい作品に参加させていただいたんだなと思って、本当にありがたく思っています」と笑顔で語った。

 田崎監督は「55周年となる今日まで仮面ライダーシリーズが続いたのはみなさんのおかげです。仮面ライダーの未来を切り拓いたのはみなさんの大きな愛と推しの力です。アギトファンは誇りに思ってほしい。
この映画はそんなアギトファンに対しての大きな感謝の気持ちを包んだつもりです」と締めくくった。

 ついに本作のお披露目の日を迎えた心境を問われると、要は「緊張しています。これまでのいろんな思い出が入りつつも、新しい設定もあり、自分にとってはチャレンジングな作品でしたし、G7に変身するのもとても緊張しました。ただ映画の仕上がりを見て、うまくいったと思っています。とても細かい部分まで(テレビシリーズ)オリジナルのアギトのテイストが入っておりますので、ぜひ観届けてほしいです」と語った。

 続いて完成した作品の感想として、賀集が「お世辞抜きに純粋に面白いと思いました。というか、いろんな思いが蘇って、泣きました。瞬きしてしまうと見逃してしまうところもあるので寝ないように」と発言すると、「今日来てる人は寝ないよ!」と要がツッコミ、会場は笑いに包まれた。その上で賀集は「アギトを知らない人たちも楽しめる映画になっていると思います」と作品の魅力を力強くアピールした。

 ゆうちゃみは映画初出演となり、「撮影中はど緊張だったんですが、皆さんがすごく和ませてくださいました。物語はワクワクが止まらなくて、すごく楽しい作品である反面、私自身は(映画初出演で)不安もありますが、皆さんに楽しんでもらえたらなと思っています」と、不安と期待が入り混じる思いをにじませた。

 また本作では仮面ライダーG6に変身し、「まさかギャルが仮面ライダーになれると思ってなかったです!」と喜びを語ると、要が「ギャルライダーだね! G6のGはギャルでしょ!?」と応じ、和やかなやり取りも見られた。


 ベッキーは「怒られてしまうかもしれないんですけど、台本を自分のところしか見ていなかったので、映画を観た時に純粋にストーリーをめちゃくちゃ楽しめて、こんな展開!?と誰よりも楽しめたと思います」とユーモアを交えて語り、「仮面ライダーの映画に出させていただけたというのは、本当に大きな自慢になりました。やっと近所の子どもたちに何者かわかってもらえます(笑)」と出演の喜びを明かした。

 テレビシリーズでも監督を務めた田崎監督は、オリジナルキャストとの再会について問われると、「みんなそれぞれの役柄と一緒に年齢を重ねてくれていたんだなと思いました。現場に入って最初のシーンでそれを感じて嬉しかったです」としみじみ振り返った。

 さらに、25年ぶりにアギトを演出する上で心がけたことについて、「当時お子さんだった人たちに、大人になってアギトを観たら大したことなかったなと思われるのが1番嫌で。子どもの頃の宝物を汚しちゃいけないと思っていたので、皆さんが今の時代になっても宝物に思えるような作品にしたいというのを心がけていました」と語り、会場からは大きな拍手が送られた。

 続いて、仮面ライダー生誕55周年にちなんだトークも展開。「皆さんにとっての、変わることのない長年のヒーローは?」というお題に対し、要は「僕の心の師匠である大杉漣さんの足跡を追いかけて俳優をやっています。今でも氷川誠と同じくらいずっと心の中にいます。俳優としての姿勢など全部彼から学んだと思っていて、そのくらい僕にとってはヒーローな存在です」と、人生の恩師の名を挙げた。

 賀集は「僕自身にとっては、津上翔一が憧れの存在です。彼から勇気と力をもらっていましたし、ここまでやってこられたのも翔一とともに生きてきたからなんだなというのを本作を通して感じました。
この先も津上翔一は僕にとってヒーローなのかなと思っています」と、自身の役柄から大きな影響を受けてきたことを明かし、会場は大きな拍手に包まれた。

 その後のマスコミ向けフォトセッションでは、歴代仮面ライダーの中でも唯一の装着スタイルで変身できるヒーローという点にちなみ、要とゆうちゃみが仮面ライダーG7と仮面ライダーG6のヘルメットを手にした撮影を実施。ヘルメットが舞台上に運び込まれると、観客からは「お~!」と歓声が上がり、嬉しいサプライズとなった。

 最後にキャスト陣があいさつを行い、賀集は「この作品ができたことは私たちだけでなく、アギトを愛してくれた、応援してくれた皆さんがいたからです。このまま愛してもらえれば、私たちは何十年後になってもやるつもりがありますので、アギトを愛し続けてください!」とさらなる意欲を語った。

 これを受け、要は「今回、奇跡のようなタイミングで映画があり、さすがにもう最後だろうと思っていたら、賀集がまだやれるだろうと言うので(笑)。僕も100歳までアギト頑張ります! 仮面ライダーは永遠に不滅です!」と高らかに宣言。会場のボルテージは最高潮に達し、熱気に包まれたまま完成披露舞台挨拶は幕を閉じた。

 映画『アギトー超能力戦争ー』は、4月29日より全国公開。

※田崎竜太監督の「崎」は正式には「たつさき」

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