映画「ダークナイト・ライジング」のラスト・シーンで、ジョセフ・ゴードン=レヴィットがバットマンの基地に足を踏み入れた場面を見た時、誰もが次期バットマンは彼が演じた正義感あふれる警察官ジョン・ブレイクがなるものと思ったに違いない。うわさは今もハリウッド中を駆け巡っており、DCコミック版「アベンジャーズ」と言われている「Justice League(原題)」のキャスティングの話が盛り上がった先週、そのうわさは頂点に達した。


ジョセフ・ゴードン=レヴィット主演「リトル・ショップ・オブ・ホラーズ」リメイク版のリメイク

 火消しのためにゴードン=レヴィットの代理人がそのうわさを「まったく根も葉もないもの」と一蹴した。しかしながら、クリストファー・ノーランが自身の「バットマン」3部作を終わらせた今、DCコミックのスーパーヒーローたち(スーパーマン、バットマン、フラッシュ・ゴードン、グリーン・ランタン、ワンダー・ウーマン)が一堂に会する「Justice League」を考えると、スーパーマンのリブート作となるワーナー・ブラザーズの「マン・オブ・スティール」(2013年夏公開)のプロデューサーをノーランが務めていることには、「もしかしたら「Justice League」の導入作を意味しているのではないか」という風に解釈する向きもある。

 「マン・オブ・スティール」の全米公開は2013年の6月14日。そして「Justice League」は2015年公開を目指して企画されている。(後藤ゆかり)
編集部おすすめ