現在も継続中のワールドツアー「MDNA」ではさまざまな物議を醸し出している“クィーン・オブ・ポップ”ことマドンナ(54)だが、この「MDNA」ツアーが2012年開催されたコンサートの最高興行収益ランキングで第1位に輝いた。

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 全米音楽チャートBillboardが発表したこのランキングは、2011年11月9日から2012年11月13日までの約1年間の興行収入を基に制作したもの。
マドンナの「MDNA」ツアーはこの期間中、72のソールドアウト公演が出るなど2億2,800万ドル(約192億円)を稼ぎ出したという。

 ところが、総観客動員数163万5,176人を誇るこのツアーでマドンナは、数々の波紋を呼び起こしたのも事実。マイアミ公演では、何のアナウンスもなしに開演時間を3時間を遅らせ、デンヴァー公演では、まだ「ダークナイト ライジング」の乱射事件の影響が残る中、レプリカのショットガンを振り回すパフォーマンスをするなどしていた。

 同ランキングの第2位には、大御所ブルース・スプリングスティーン。こちらは観客動員数こそ最多の216万5,925人を記録したものの、興行収入としては2億円(約167億円)となっている。

その他、ピンク・フロイドやコールドプレイ、レディー・ガガ、Jay-Z&カニエ・ウェストなどがリスト入りを果たした。
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