アイドルグループ・モーニング娘
が、16日、東京・オリンパスホール八王子で、春のコンサートツアー「モーニング娘。コンサートツアー2013春 ミチシゲ☆イレブン SOUL~田中れいな卒業記念スペシャル」の初日公演を行い、プロデューサーのつんく♂が登場して、12期メンバーオーディションの開催を発表した。

<フォト>「モーニング娘。コンサートツアー2013春 ミチシゲ☆イレブン SOUL~田中れいな卒業記念スペシャル」の初日公演の模様

 最初のMCでステージにいきなり登場したプロデューサーのつんく♂に、サプライズがあることを察知して加入したばかりの11期メンバー・小田さくらがステージに座り崩れた。つんく♂が「私が登場したと言うはどういうことでしょうか」と話すと“新メンバーオーディション”がステージ一面に映し出され、会場からは歓声があがった。タイトルは「モーニング娘。
12期メンバー未来少女オーディション」で、つんく♂は、「モーニング娘。の未来を背負って立つという意味と、未来から来た斬新なイメージを持っている子を発掘したい」と期待を込めた。

 これに対し、5月21日の日本武道館公演でモーニング娘。とハロー!プロジェクトを卒業することになっている田中れいなは、「ヤンキーが入ってきてほしい。れいなが卒業すると問題児がいなくなるんですよ。」とコメント。つんく♂からは「問題児いっぱいいるよ」とつっこまれたが、「それは頭の問題じゃないですか(笑)。
自己主張強い子が入ってきた方がメンバーも負けられないと思うはず」とグループの未来を見据えて独自の考えを示した。

 さらに、譜久村聖が、「(メンバーにそれぞれ決まったカラーの)色が余っていないので(追加メンバーは)もういらないんじゃないですか」とつぶやくと、つんく♂も「いい色がなければ、とらない可能性もある」と示唆し、「薄利多売ではない。良質でいきます!」と会場のファンにも断言した。

 また、鞘師里保は「しっかりした子。(佐藤樹ちゃんみたいなのがいっぱいだと困る」と話すとファンは大爆笑。リーダー道重さゆみは、「私が『一番かわいい』と言うと冗談でなくなってしまうくらい私が一番かわいいので、12期生には飛び抜けてかわいい子が入ってほしい」と話して会場を沸かせた。


 本公演は、11期メンバーの小田さくらが加入後、11人体制になって初の単独ツアーの初日公演。田中が結成したガールズバンド「LoVendoЯ(ラベンダー)」がオープニングで登場。オリジナル曲「この世に真実の愛が一つだけあるのなら」を初披露した。モーニング娘。も、4月17日発売シングルの「君さえ居れば何も要らない」を初披露。同A面となる「ブレインストーミング」や1月23日に発売しオリコンウィークリーランキング1位を獲得した「Help me!!」「ワクテカ Take a chance」などフォーメーションで魅せるダンスパフォーマンスを披露するなど25曲を熱唱し、会場に集まった1800名から大歓声を受けた。


 また、この日はオープニングでハロプロ研修生内の新生ユニットJuice=Juiceが、4月3日発売のインディーズデビュー曲「私が言う前に抱きしめなきゃね」も披露した。