“急性リンパ性白血病”という病気と闘っている人気アナウンサー大塚範一。発病から現在までを隠さず綴られた新刊『耐えて、咲く』が4月12日に発売されることがわかった。


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 フジテレビ『めざましテレビ』のキャスターを2012年3月30日に降板し、休養していた大塚アナ。今年4月から同局の新情報番組『アゲるテレビ』で復帰予定だったが、今年3月14日の定期検査で再発が判明し、久々のレギュラー番組出演も当面見合わせる形となった。

 そんな大塚範一の「今の想い」を1冊に凝縮した『耐えて、咲く』では、愚直な生き方論&愚直な闘病記だけでなく、サラリーマン時代の人事異動、視聴率の苦労、進学校での落ちこぼれ体験、母親の死を入院先の病室で知った心境などが明かされているという。

 今回の新刊発売にあわせて、休養中の大塚アナのインタビューも公開された。「入院後、治療は順調に進めています。食欲も旺盛で元気いっぱいです」と近況を語っている大塚アナは、「頑張ればどうにかなる、と言われればやる気もでるけれど。頑張ってもどうにもならないことが、実は世の中にはあるんですよね。頑張っても、すぐには結果が出ないことが世の中にはあるんです。数々の挫折で、それを知っているから、私は病気に耐えられるんです。だから諦めない。途中で投げ出さない」と自身の経験を振り返りつつ、復帰への意欲を見せている。

 『耐えて、咲く』は4月12日、1260円(税込)で発売。
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