アメリカでの上映時にはそのショッキングな内容からR-17指定のレーティングを受けるものの、公開を前にYouTubeでの予告編再生回数が1600万回を突破。現段階でその再生回数は2600万回を超え(2013年5月8日時点)、現在もなお前代未聞のアクセス数を更新し続けているホラー映画『スマイリー』を手掛けた弱冠24歳の新鋭マイケル・ギャラガーにインタビューすることができた。
【関連】『スマイリー』本編冒頭映像を入手
本作は、インターネットのチャット上で、あるワードを3回タイプすると呼び出すことができるという、肉仮面の殺人鬼“スマイリー”の恐怖が描かれている。「ホラー映画というジャンルを使い、インターネット文化についての考え方を議論しています。インターネット世代は多くの問題を抱えていて、彼らはインターネットの功罪について正しく理解していない。この映画は彼らのためにある。彼らに対して警鐘をならす話だ」と本作を作った背景を語った。
低予算の作品で大きな宣伝費もなかったため、YouTubeなどの動画サイトをフルに活用。その結果、予告編の再生回数が爆発的な記録を更新した。「極めて幸運なことに予告編が大きな反響を呼んだことで、多くの視聴媒体の人と話す機会を得られた。この映画を見てもらいたいと思っていた視聴者のほとんどはこの作品をみることができたと思う。その反響は信じられないくらいだ。映画を観客に届ける方法が変わりつつある」と機転を利かせた宣伝活動を振り返る。
しかし、ネット上で注目を集めた反面、思わぬ形でマイケル監督に“ある脅威”が襲い掛かる。
最後に、気になる続編の話に触れてみると、「今作の反応が良ければ、もちろん続編をやりたいね!」とシリーズ化への意欲を示した。
『スマイリー』は5月25日よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか、全国順次公開。
【関連】『スマイリー』本編冒頭映像を入手
本作は、インターネットのチャット上で、あるワードを3回タイプすると呼び出すことができるという、肉仮面の殺人鬼“スマイリー”の恐怖が描かれている。「ホラー映画というジャンルを使い、インターネット文化についての考え方を議論しています。インターネット世代は多くの問題を抱えていて、彼らはインターネットの功罪について正しく理解していない。この映画は彼らのためにある。彼らに対して警鐘をならす話だ」と本作を作った背景を語った。
低予算の作品で大きな宣伝費もなかったため、YouTubeなどの動画サイトをフルに活用。その結果、予告編の再生回数が爆発的な記録を更新した。「極めて幸運なことに予告編が大きな反響を呼んだことで、多くの視聴媒体の人と話す機会を得られた。この映画を見てもらいたいと思っていた視聴者のほとんどはこの作品をみることができたと思う。その反響は信じられないくらいだ。映画を観客に届ける方法が変わりつつある」と機転を利かせた宣伝活動を振り返る。
しかし、ネット上で注目を集めた反面、思わぬ形でマイケル監督に“ある脅威”が襲い掛かる。
「4chan(日本でいう、2ちゃんねるのようなもの)の文化やユーザーについて映画の中で取り扱ったところ、実際ユーザーの中に気に障った人たちがいたんだ。彼らは僕や家族の情報を突き止め、嫌がらせをして来たんだ」と明かし、「4chanへの言及を映画から全てカットしなければ僕たちを殺すと脅されたから、FBIとロスの地元警察に届け出した。僕はこの事実を公にし、彼らが僕たちに言った内容を説明するために取材を受けたよ。その結果、彼らは黙りこんだ。皮肉にも彼らは、僕たちにこの映画について話す宣伝の場を提供してしまったんだ」と本当に自分の身に起こった戦慄の話を告白した。
最後に、気になる続編の話に触れてみると、「今作の反応が良ければ、もちろん続編をやりたいね!」とシリーズ化への意欲を示した。
『スマイリー』は5月25日よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか、全国順次公開。
編集部おすすめ