20日、東京駅八重洲口「グランルーフ」オープニングセレモニーが行われ、クリスマス間近の東京駅を舞台にした映画『すべては君に逢えたから』に出演し、JR東日本「行くぜ、東北。」のキャンペーンキャラクターでもある木村文乃が特別ゲストとして出席した。

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 映画『すべては君に逢えたから』は、来年開業100周年を迎える東京駅を舞台に、10人の男女のそれぞれの“愛”を描くラブストーリー。
10人全員が物語の主役となる本作では木村のほか、玉木宏、東出昌大、本田翼、高梨臨などフレッシュな顔ぶれから、市川実和子、時任三郎、大塚寧々、倍賞千恵子、小林稔侍などベテラン勢まで名を連ねる。

 オープニングセレモニーに出席した木村は「東京駅での撮影は毎日、深夜から始発までの短い時間の中で行われました。その時間は特別ダイヤで新幹線を走らせていただいたりと、駅関係者をはじめとしたたくさんの方々に支えられた映画です」と関係者に感謝の言葉を述べながら挨拶。「グランルーフ」のオープンについては「毎年新しくなっているのに、古きものを大切に守っているところが東京駅の素敵なところ。この大きな屋根に守られて、たくさんの人の出会いの場になればいいなと思います」と東京駅の新たなシンボルに期待を寄せた。その後は、東日本旅客鉄道株式会社東京駅長の梅原康義氏らとともにテープカット、ペデストリアンデッキの渡り初めを行い、最後は地元の方々とともに「木遣り」の音頭で一本締め。
華やかにセレモニーを締めくくった。

 セレモニー終了後、囲み取材に応じた木村は「こういったセレモニーに出席させていただくのは光栄でしたが、緊張しました~」と安堵の表情。「実はじっくり『グランルーフ』を見学出来ていないんです。また改めて来てじっくり楽しみたいですね」と話し、「東京駅には家族でスキーに行くために、よく新幹線に乗っていました。指定席が取れず、3人家族で急いで自由席に駆け込んだりとか(笑)、色んなシチュエーションでの思い出がたくさんありますね」と東京駅にまつわる自身の思い出を語った。

 また、本作では遠距離恋愛をする女性の役を演じた木村だが「私自身の遠距離恋愛の経験はないですけど、今回演じてみて“逢いたい”って気持ちを重ねていざ逢うと、好きという気持ちよりも、まず体の心配に気がいくものなんだと気付いて新鮮な気持ちでした」と語り、自身が遠距離恋愛できるかという質問には「どうかな~、わかんないです(笑)」と照れながら笑顔で答えた。


 映画『すべては君に逢えたから』は11月22日より全国公開。