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SNSを利用しないと自認しているキアヌは現地時間10月20日、「僕のことはたぶんずっと前の作品で知っているよね。『リバース・エッジ』や『ビルとテッドの大冒険』、『ハートブルー』、『スピード』、『ディアポロス』、『マトリックス』三部作…」と出演作を挙げて自己紹介。最新作『Man of Tai Chi(原題)』を携えて、「AMAA」(Ask Me Almost Anything/“ほぼ”何でも聞いていいよ)とファンとの交流を深めたようだ。
寄せられた質問に時には長文で返答していたキアヌ。出演作で使用した小道具などで持っているモノを尋ねられると、『ハートブルー』で使ったサーフボードは持っていないと回答。「でも最初の『マトリックス』で着用したコートは持っているよ。あとは『ハムレット』の剣や台本をたくさん。『リプレイスメント』のジャージ、『コンスタンティン』のライターと時計」など。『マイ・プライベート・アイダホ』で着用したレザー・ジャケットは持っていたそうだが、友人にあげたそうだ。
『マイ・プライベート・アイダホ』のファンという参加者から「プライベートのことだから(回答するのが)嫌なら無視して」と前置きされた上でリヴァー・フェニックスとの一番の思い出を尋ねられたキアヌは、「彼は素晴らしい人物で俳優だった。僕たちはとてもよく気が合ったんだ。彼がいなくて寂しいよ。
ネットに広まった加工写真に初めて自分の顔を見た時のリアクションを尋ねられると、「それを初めて経験したのは“サッド・キアヌ”だったけど、面白いと思ったよ!」とキアヌ。オンライン上で旋風を巻き起こした、かの有名な悲しそうな(サッドな)表情を浮かべてベンチに座っている写真については、「百聞は一見にしかずだけど、そのどれもが正しいとは限らないよね。真実ともね。僕は正真正銘、幸せな人間だよ」と回答した。
好きな本について尋ねられるとなかなかの読書家であることが判明。好きな映画になると、悩んでいるかのような唸り声を文字にした後、一部として『タクシードライバー』、『地獄の黙示録』、『時計じかけのオレンジ』と『シュトロツェクの不思議な旅』の4作を列挙。
初監督作品『Man of Tai Chi(原題)』については、幼少の頃から太極拳を修得してきた主演のタイガー・フー・チェンと有意義な時間を共有できたと語ったキアヌ。「『Man of Tai Chi(原題)』のストーリーに太極拳においての真理や哲学を取り込む方法について話すことが出来たのが最高だった」。
Q&Aは1時間以上に及んだようだが、キアヌの出演作からホッケー、オートバイなど、話題には事欠かないセッションが進行したようだ.