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早稲田大学演劇研究会を母体にした劇団「東京オレンジ」の旗揚げに参加し、看板俳優として活躍した堺は「早稲田の真裏で食うや食わずの生活をしていましたが、明るいところに出てこれてよかった。大隈講堂の前は演劇サークルのトレーニングの場だったし、酔っ払って植え込みで寝たこともある。僕は早稲田の町に育ててもらいました」と感慨深げだった。
会場から「かわいい」との声が挙がった新垣は「いやいやいや」と恐縮。本ドラマで早稲田大学法学部出身の黛真知子を演じているが、「ほかでも『早稲田出身』という役をいただいたことがあったのですが、通ったことはないものですから」と恐縮気味。高田馬場にある高校に通っていたという岡田は、「高校時代に、BIG BOXの前で早大生の皆さんをわんさか見ました。僕みたいな低能な人間がこんなところに来れるとは」と自虐気味に語っていた。
ドラマについては「台詞が多くて吐きそう。早く終わってほしい」と声をそろえる3人。特異な性格の古美門を演じる堺は「彼はある種成熟した大人の一体系だと思う。デフォルメされているが、自分のやらなければならないことを精いっぱいやっている。これはどの仕事でも共通していることです」と学生たちに語りかけた。
新垣は「このドラマはスカっとするとは限らない。1つの方向から見たら1つの正義しか見えないが、物事にはいろんな見方がある。そういうことを古美門先生が見せてくれる。それが見どころだと思います。あと、皆さんが弁護士になって、今後なにかありましたら、私のことを助けてくださいね」とアピールした。
さらに堺は、「10人いたら10人の弁護士の思想があっていいと思う。弁護士というのは人柄がものをいうのかもしれない。せっかく皆さん、早稲田という自由な校風で育まれているので、大いに酒を飲んで、恋をして、まずは学生生活を楽しんでください」と後輩たちにエールを送った。
『リーガルハイ』はフジテレビ系で毎週水曜22時から、絶賛放送中。