ミュージカル『愛の唄を歌おう』の製作発表が1日、都内にて行われ、鈴木おさむ宮本亜門、槇原敬之、山口智充北山宏光(Kis‐My‐Ft2)、渡部豪太川畑要(CHEMISTRY)、高田翔ジャニーズJr.)、柄本時生、前川紘毅、施鐘泰(JONTE)、大口兼悟、エハラマサヒロ、ROLLY、KONISHIKI、橋本じゅんの総勢16名が登壇した。

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 本作は、鈴木おさむ脚本、宮本亜門演出、槇原敬之の音楽で全編構成するという、日本を代表するトップクリエイターのタッグによるミュージカル作品。
とあることでこの世を去った熱血高校教師が期間限定で地上に戻り、かつて果たせなかった自分の夢を形にしようと奔走するというストーリーで、今を懸命に生きるすべての人に贈る、ファンタジックかつ愛の物語となっている。

 ミュージカル脚本に初挑戦した鈴木は「せっかく槇原さんが音楽を作ってくれるので、物語の中で歌が出来ていって、それが最後に歌われる物語にしたかった。槇原さんにはすごく素敵な歌を作っていただきましたし、とにかく現場はハッピーハッピーな感じでやっているようなので出来上がりが楽しみ」と話すと、音楽を担当した槇原も「ミュージカルである限り、とにかく歌を楽しく歌える人にやってもらわないと嫌だって言ってたんですが、こんなに素敵な方々が揃った。ここからが自分のやりたいミュージカルの始まり。とても楽しみです」と期待をかけた。これに対し、演出を担当した宮本は「とにかく最高の舞台が作りたい。
1月に来てくれたお客さんに『この1年頑張るぞ!』という瞬間を届けたいと思うので期待してください!」と力強くPRした。

 また、ミュージカル初出演にして主演を務める山口は「僕の課題は、本番までの稽古でどれだけ楽しめるか。今から非常に気合いが入っています!そして共演者全員のモノマネを舞台が終わるまでにできるようにしたい(笑)」とジョークを交えながらもやる気を見せると、同じくミュージカル初出演となる川畑は「シンガーとしてはたくさんラブソングを歌ってきましたが、今回は舞台で“愛”とは何かということを考えながらしっかりと演じ、最高の舞台を作りたい」と熱く語った。

 3年ぶりの舞台出演となるKis‐My‐Ft2の北山は「今回は“愛”がテーマ。愛について考えましたが、やはり愛について考え出すことが愛の始まりだと思います。みなさんの心が温かくなるような舞台を目指したい」と意気込みを語ると、ジャニーズJr.の高田は「今回は先輩(北山)がいるので、先輩の背中を見ながら頑張ります!」と話したものの「先日SMAPの草なぎさんから誕生日プレゼントをいただき、“愛”を感じた。
北山君にも色々期待してます(笑)」と“愛”についてのエピソードを披露。これには北山も「すげー!羨ましい!でも俺も何かプレゼントしなきゃいけなくなるだろ!」と羨みながら、突然の高田からのおねだりに困惑していた。

 ミュージカル『愛の唄を歌おう』は2014年1月10日(金)~21日(火)まで東急シアターオーブ(東京)、1月25日(土)~2月2日までオリックス劇場(大阪)にて上演される。