女優の観月ありさが、来年1月17日スタートのTBS系連続ドラマ『夜のせんせい』に主演することがわかった。

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 本作で23年連続の連ドラ主演という記録を打ち立てた観月は「30代になってシリアスからコメディまで色々な役柄ができるようになったし、その幅を持たせられるという部分が、毎年ドラマ主演ができる要素なのかな」と分析。
今回は数々の人生の挫折を繰り返し、スナックのママになった後に定時制高校の新米教師になったアラフォー女子に挑む。「とにかくボケたまま終わるような感じで、本心はどこにあるの? というくらいボケている役。それが愛らしく見えるように演じたい」と自身のイメージを裏切る異色キャラで新境地に挑む構えだ。

 ドラマは年齢も境遇も様々な生徒たちが学ぶ定時制高校を舞台に、38歳にして初めて教壇に立った新米教師・夜野桜(観月)が、失敗続きの人生から得た言葉や行動によって生徒たちを成長へと導いていく様を描く。「ハゲタカ」「コード・ブルー ドクターヘリ緊急救命」などで知られる脚本家・林宏司によるオリジナルストーリーで、人付き合いの苦手な生徒の黒井華を蓮佛美沙子、正体不明の謎の生徒・大澤雄大を山本耕史、エリート数学教師を大政絢が演じるほか、田中圭大倉孝二、堀内敬子、高橋一生笹野高史らが脇を固める。

 教師とは思えぬ派手なヴィジュアルも注目されそうだが、観月は「いかにケバく見せるかが難しいところで、どうやってケバさを追求するかが課題。全身ガラものの組み合わせでもいいかも」と役作りに余念がない様子。一方でその見た目とは裏腹に、桜は人の長所を天性のカンでいち早く見つけ、夢を抱いている人を応援する人情味ある優しい女性でもある。「学生時代は生徒と同じ目線の先生がいればいいのにと思っていたので、生徒と同じ目線で向き合える先生像を作っていきたい。ケバい女性からスタートしながら、生徒たちと交わることによって目覚める母性を表現できれば」と熱演を誓った。

 連続ドラマ『夜のせんせい』(毎週金曜午後10時~)はTBS系にて、2014年1月17日より放送開始。
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