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初回放送前に映画化が決定したことでも話題を呼び、1月12日の初回放送の平均視聴率は18.9%を記録、1月期連続ドラマ最高視聴率を獲得(数字はビデオリサーチ調べ・関東地区・1月16日現在)している本作。
「海猿」「DOG×POLICE」を手がけた小森陽一原作、藤堂裕作画による、ビッグコミック(小学館刊)で連載中の同名漫画が原作で、警察庁内に設けられた捜査権を持つ架空の特殊部隊「警察庁特殊急襲捜査班(通称“NPS”)」を舞台にした一大エンターテインメント。猪突猛進なNPS隊員である主人公・神御蔵一號を向井理、冷静沈着な警視庁特殊部隊(通称SAT)隊員・蘇我伊織を綾野剛が演じ、対照的な性格の2人の激しい衝突シーンも見どころの1つ。
そして、ドラマの第1話、第2話で破壊行為をする犯人の口から何度か出てきた「M」という人物が、第3話から遂に登場。そのコードネーム「M」と呼ばれる世界的テロリスト・正木圭吾(まさき けいご)を、オダギリジョーが演じることが決定した。
起用の理由を韓哲プロデューサーは、「映画まで続く物語の中で“最大の敵”となる人物を、狂気、知性、陰を表現できるオダギリさんに演じてもらいたいと思いました」とコメント。
役について「国際テロリストという現実的に接した事の無いキャラクターなので、その分イメージで自由に作れるというか、遊べる範囲が広い役だなと思っています」と、数々のドラマや映画で主役を演じているだけに、余裕をうかがわせるオダギリ。テレビドラマ初のヒール役についても「テレビでここまでの役は出ないですよね。だから一応プロデューサーと監督に『日曜9時はどこまでやれるんだ? 』って聞きました(笑)」とコメント。テレビ史上最高のヒール役を見せてくれるようだ。
自らの職業を「破壊活動全般」と言い切るMと、「命を懸けて命を守る」特殊部隊員の新たな対立にも注目が集まる『S‐最後の警官‐』第3話は、1月26日21時より放送。