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『女の穴』を共同配給するアルゴ・ピクチャーズの担当者は、「ちょいエロ映画が増えてきている背景には、興行的な成功例と、最終的なテーマに文学性のある作品になり得るからだと思います。また、女性が見て共感できる作品に、性欲が日常として描かれ始めたことも大きい」と、口にする。
とはいえ、いくら性欲が日常でも、エロのさじ加減は難しいだろう。ハード過ぎれば自然と男性がメインの作品となるうえ、映倫の審査にひっかかる。ソフト過ぎても、「エロと謳っていたけど、これがエロ?」と不満を抱かれない。ハードとソフトの中間のミディアム、“エロ過ぎないのにエロ”は、どう創り上げられているのか。
「キャスティングを細部までかなり練り込み、セックスへの衝動と、登場人物の生活環境に共感してもらえるかが大切」と、前述の担当者は話す。また、別の関係者からは、こんな意見も。
「やはり、大切なのは主人公。ただ、杉本彩や壇蜜のように、女性からも愛されるエロキャラクターはそういません。そのため、もっとも難航するのが主人公のキャスティングです。
さらに、関係者はこう続ける。
「ちょいエロ映画は、DVDになった際のセルやレンタルの数字がいいため、増加傾向にあるのだと思います。ただ、DVDマーケットは男性がメイン。となると、ちょいエロでは満足できない。そこで、完全版やノーカット版と銘打ち、映倫の審査のためにカットしたシーン等を復活させ、よりエロにして男性を取り込んでいく。映画で男女、DVDで男性と、いい流れができるのが、ちょいエロ。今後も増えていくと思いますよ」。
ただ、増えれば増えるで、目新しさはなくなり、だったら!と過激にすればいいものでもない。ちょいエロ映画、これからが正念場か。
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