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三谷が、ミステリーの女王アガサ・クリスティーの世界的名作を、昭和モダンが花開いた昭和初期の日本に舞台を移して製作した本作。キャストには登壇者のほか、西田敏行、吉瀬美智子、石丸幹二、池松壮亮、黒木華と超豪華俳優陣が集結し、大きな話題を呼んでいる。
作品が出来上がった感想を聞かれ、三谷は「中学生の時に原作を読み、映画を見て、ずっと『この物語の裏にはどんなことがあったんだろうか』と考えてきて、その答えが今回やっと出せた」と心境を語る。主演の野村は「これだけの豪華キャストの方と共演するので、逆に皆さんのキャラが生きるように心がけました」と撮影を振り返った。
ドラマの見どころを聞かれると、松嶋、二宮は「取り調べのシーン」と口をそろえ、今回被害者を好演した佐藤については三谷が「死に顔がすばらしかったですね。本当に死んでしまったんじゃないかなっていうくらい」と絶賛。佐藤は「12時間、ずっと死に顔だったんです。だから、僕が映っていない時のセリフを覚えていて、そこで息をするんです。つらかったですね」と撮影秘話を披露した。
また、成人の日にちなんだ思い出を聞かれた二宮は明治神宮で松本潤と一緒に成人式を迎えたと振り返り「ちょうど深夜番組で使っていたスーツをいただいたので、それで成人式に行ったんですね。そしたら(松本は)その時のためだけに作った、恐らく何十万もするようなスーツを着ていて…。ケチっちゃいけないなと思いましたので、皆さんも使うときはバッと使ってエンジョイしてください」とアドバイスを送った。
フジテレビ開局55周年特別企画『オリエント急行殺人事件』は1月11日・1月12日の2夜連続で21時より放送。