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新作映画『Carol(原題)』で同性愛者を演じているケイトは、カンヌ国際映画祭で開かれた同作の記者会見で「私の記憶によれば、あの会話は『これまでに女性と関係を持ったことがある?』と聞かれて私が『あるわ、何度もね。女性と体の関係を持ったことがあるかって意味?だったら答えはノーよ』と言ったものだったはずなの。それなのにその後半部分がもちろん報道されなかったわけよね」と説明した。
ケイトはさらに、「2015年なんだから『そんなこと誰が気にするわけ?』っていう状況になっているべきよ。私のことを古めかしいと思ってくれてもかまわないけど、俳優という一職業は誰かのつまらないごく小さな世界を見せびらかすためのものじゃないと思うんだけど」と、なぜ自分の私生活が他人の興味の対象となるかも分からないと疑問を投げかけた。
続けて、「私の実生活は、誰かの興味の対象となるようなものではないわ。私は自分の考えや意見なんかを、そんなところで見せびらかすようなことは間違いなくしないわね」と語った。