日系英国人作家カズオ・イシグロ原作の新ドラマ『わたしを離さないで』の舞台挨拶が11日、都内で行われ、出演する綾瀬はるか三浦春馬水川あさみが顔を揃えた。主演を務める綾瀬は、プロデューサーから現場を引っ張っている姿勢が見えると伝えられると、「そうですか?全くその気はないんですけど(笑)」と、相変わらずひょうひょうとしてみせ、ひょうきんに笑った。


【関連】『わたしを離さないで』舞台挨拶の様子<フォトギャラリー>

 『わたしを離さないで』は、世間から隔離された施設で育てられた恭子、友、美和の三人が、普通の子どもではなく、生まれながらにして“ある使命”を与えられた特別な子どもであることを知らされ、運命に翻弄されながら生きる意味を模索するヒューマンラブストーリー。

 三人が共演するのは今回が初となるが、一番“わがまま”な人は誰かと尋ねられると、三浦も水川も「わがままというかマイペースというと…」と綾瀬に向き直り、綾瀬も自ら手を挙げた。綾瀬のマイペースぶりについて、水川は「人に迷惑をかけるマイペースではなくて、ボーッというか」と話し、三浦も「現場もすごく良くなるよね。撮影がバタバタする時に、はるかちゃんが来ると和む」と癒し系のイメージを伝えられ「そうかな?」と綾瀬もニコニコ。

 現場でのエピソードについて、水川が「この間、春馬くんがとにかく色々な人に今年のやりたいことと、やめたいことを質問しまくってて何だろうと思っていた」と言い、綾瀬も「怪しかったよね」と同調した。すると三浦がバラエティ番組『王様のブランチ』インタビュー用ネタの伏線作りだったと明かし、「その伏線だったんだ」「やらしいんですよね」と女性陣二人に指摘され、タジタジとなっていた。

 『わたしを離さないで』は、TBSで1月15日より毎週金曜22時よりスタート(初回15分拡大)。
編集部おすすめ