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撮影現場では、秋野暢子、ピエール瀧を中心とした「森田家」のメンバーとのお芝居が中心。もともと人見知りで現場で自分からあまりしゃべれないという川栄だが、「人見知りとか言ってる場合じゃないくらいによくしゃべる家族(笑)。ずっと一緒にいるので本当の家族みたいな感じになっています」とすっかり馴染んでいるようだ。
主人公・常子役の高畑充希の芝居を見ていて刺激を受けることも多いという。「表現力が豊かで、『こういう言い方をするんだ』とか学んでいます」と語る。その一方「ちょっとおじさんっぽいところがあります」と素のキャラクターに驚かされたことも。「ふんわりとした感じの人なのかなと思っていたら、空き時間にイカを食べてたり…。『あ、イカ食べるんだ』と思って」と笑う。
演じている富江と似ているところは「しっかりしているところ」。ちょっと“天然”っぽいイメージのある川栄だが、「私もしっかりしている時はしっかりしていますよ!」とアピールする。
女優としての今後の目標は「30歳、40歳になっても活躍できるような女優さんになること。『あの人いろんな役ができるよね』と言われる女優さんになりたいです」と語る。特に好きな女優は満島ひかりで、「いろんな役をやられていて、それが全部ハマっている。そこがすごく尊敬できます」と賛辞を贈る。
さてAKB48卒業後は「恋愛解禁で自由です」と語った川栄。家の用事をしっかりやっているということもあり「いつでも結婚は大丈夫です」と断言するが、気になるお相手については「どうですかね…」と微笑んだ。(取材・文:田中裕幸)
NHK連続テレビ小説『とと姉ちゃん』は総合テレビにて月曜から土曜あさ8時放送。