女優のジェニファー・グレイが、かつて自身が出演した映画『ダーティ・ダンシング』のテレビ映画版(ABC製作)への出演オファーを断っていたことが明らかになった、海外メディアHollywood Reporterが報じている。

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 1987年に公開された『ダーティ・ダンシング』は、80年代を代表する恋愛ダンス映画。
劇中では、グレイ扮するフランシス・“ベイビー”・ハウスマンと、パトリック・スウェイジ演じるダンサーのジョニー・キャッスルが織り成す、ひと夏の恋が描かれる。

 グレイはテレビ映画版へのオファーを断っていたことを、テレビ批評家協会の夏のプレスツアーで告白。その理由を質問されると、「自分の役をまたオファーされたならやるわ。どんな役をオファーされたかは言わないけど、私がオファーされたのは、ベイビーじゃなかったのよ!」と話している。続けて、2009年に他界したスウェイジについて質問されると、「とても良い匂いがする、肌がとてもきれいな人だった。とても力強くて、守ってくれる人だった」と振り返った。


 3時間のテレビ映画として製作されるリメイク版では、『リトル・ミス・サンシャイン』で知られるアビゲイル・ブレスリンがベイビー役を務める。脚本は『アメリカン・ホラー・ストーリー』などのジェシカ・シャーザーが執筆し、『ロック・オブ・エイジズ』でタッグを組んだアダム・アンダースとピアー・アストロムが音楽を担当。振り付けはアンディー・ブランケンベラーが手掛ける。