“ソウルの神様”の異名を取るレイ・チャールズの半生を描いた映画『Ray/レイ』(05)で、アカデミー賞主演男優賞に輝いた俳優ジェイミー・フォックス。今度はアメリカの伝説のソウルシンガー、マーヴィン・ゲイの伝記ドラマをプロデュースするという。


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 The Hollywood Reporterによると、マーヴィン・ゲイの伝記ドラマはリミテッドシリーズとして制作されるとのこと。ジェイミーはテレビ映画『未来少女ゼノン』などのスザンヌ・ド・パッシーと、マディソン・ジョーンズと共に製作総指揮を務めるという。

 ジェイミーは「僕はずっと(マーヴィン・ゲイの)大ファンです。音楽における彼の素晴らしい才能は突出しています。僕は常にマーヴィン・ゲイのストーリーに魅せられてきました」と声明を通してコメントした。

 これまでもキャメロン・クロウ監督や歌手レニー・クラヴィッツなどがマーヴィンの人生を映画化しようと動いたが、遺族の許可が下りなかったという。
今回のミニシリーズはマーヴィンの遺族が初めて制作を許可して実現する。マーヴィンの息子マーヴィン・ゲイ三世が製作総指揮に名を連ねており、「この企画を通じてマーヴィン・ゲイの人生が、パワフルに確実に語られるでしょう」とコメントし、製作陣に信頼を寄せていることを示した。