大河ファンタジー『精霊の守り人 悲しき破壊神』(NHKにて1月21日より放送開始)に出演する女優の真木よう子が20日、同局のトーク番組『NHK スタジオパークからこんにちは』に出演。ドラマの撮影エピソードなどを明かした。


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 同作では、綾瀬はるか演じる主人公・バルサと対峙する密偵シハナ役を演じる真木。オファーをもらった際は「ファンタジーと聞いたので、何でもありと思った。ちょっとこの役を野性的な役にしたい」と考えたという。「森で暮らしたりするので、『もののけ姫』のサンみたいなイメージ」と想定し、衣装合わせの時にいきなり何の断りもなく金髪にし、黒のマニキュアと指輪もつけていったと明かす。当初は、色々あった様子を見せるも「撮っていくうちに『金髪もいいね』と言われた」と結果的に真木のイメージが採用されたとのこと。

 バルサとの殺陣が見どころとして話題となっている第2章。「綾瀬さんってのほほんとしたイメージあるけど、身体能力がすごい。女性とやるときは結構苦労するけど、綾瀬さんとはすごくやりやすかった」と綾瀬を相手役として絶賛。

 小学校の時に半年くらい空手をやっていたという真木は「そのころから右足の回し蹴りが得意だった」と胸を張る。「体を動かすのが基本的に好き」と言い、本作では「大男を投げ飛ばすというところもあるんですけど、私が基本的にこんな人を投げるのはおかしい」と、役柄とはいえ格闘技を深く考えるようになり、撮影終了後には総合格闘技を習い始めたことを告白した。

 またこの日は、『問題のあるレストラン』(フジテレビ系)で共演し、本作でもバルサの幼馴染・タンダ役を演じる東出昌大からもビデオメッセージが到着。2作続けてその真木の回し蹴りの餌食となった東出は、「(『問題のあるレストラン』)の時は、本当に当てるというお芝居だったので、痛くて顎がずれたんじゃないか…と。
今回は顔の前を通して当てはしなかったのですが、殺気立っていたので、本当に蹴られるんじゃないかと…」とコメント。東出は、当たる当たらない関わらず真木の回し蹴りに戦々恐々としていたようだ。
 
 『精霊の守り人 悲しき破壊神』は、1月21日よりNHK総合にて毎週土曜日21時より放送。
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