俳優の綾野剛が主演するドラマ『ハゲタカ』(テレビ朝日系/毎週木曜21時)の第7話が30日に放送され、原作者の真山仁が原案を出したオリジナルエピソードとなる第3部がスタート。ネットでは「どんな結末になるのか予想できないからワクワクできる」「第3部のために第1部第2部があったんだなと納得のいく熱さ、面白さ、クオリティの高さ、演技の完成度」と絶賛の声が相次いだ。


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 第3部の舞台は2018年、平成最後の夏。日本を代表する名門重工業メーカー「帝都重工」でデータ改ざん事件が発覚し、社会を揺るがす大きな問題となっていた。「日本ルネッサンス機構」の飯島(小林薫)は、柴野(渡部篤郎)にこの一件の処理を依頼。さらに、「サムライファンド」の鷲津(綾野)に救済を求めるよう指示を出す。

 一方の鷲津は、講演を頼まれた経済セミナーで出会った若きベンチャー企業の代表・天宮光一(森崎ウィン)から投資の依頼を受けていた。天宮は「帝都重工」の子会社である「スペース・フロンティア・ジャパン」の代表として宇宙開発に関する事業に携わり、「帝都重工」からの独立を模索していた。「スペース・フロンティア・ジャパン」を視察した鷲津は、その申し出を「夢にお金は投資しない」と斬り捨てる。鷲津に反発を覚える天宮だったが…。

 第1話では1997年を舞台にしていたことから、実に20年もの年月の流れを、高い演技力で体現して見せた綾野。SNSでは「年齢を重ねてるのが分かる演技が出来てる綾野剛すごい」「第1部の若々しい鷲津さまが1番好きと思ってたけど、第3部の鷲津さまの美しさが尋常じゃなくてもう第3部でシリーズ化お願いします!」「やっぱりどの世代も全然雰囲気やオーラが違う! 1人の人がこれだけの年代を生きるとは…やっぱり綾野剛は凄い」と称賛を集めた。

 また、次週、最終回を迎えることから、「あと一話で終わるとは思えない。もっと見たい」「もう2話くらいあってもよいのに!」「もっと鷲津さん観たい…」など、早くも“鷲津ロス”に陥る視聴者も多かった。
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