声優の花輪英司、清水理沙、斉藤貴美子が30日、都内で開催された海外ドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ 最終章』の世界同時放送に向けて行われたベストエピソード応援上映&ファンミーティングに出席。3人が日本語吹き替えを務めてきた同シリーズのベストエピソードには、第6章の9話「落とし子の戦い」が選ばれ、花輪と斉藤は清水の「ドスラク語」を絶賛した。


【写真】声優陣が登場『ゲーム・オブ・スローンズ』応援上映&ファンミーティングの様子

 アメリカのSFファンタジー作家ジョージ・R・R・マーティンによるベストセラー小説『氷と炎の歌』を映像化した『ゲーム・オブ・スローンズ』は、架空の王国で複数の名家が繰り広げる壮絶な覇権争いを描く人気シリーズ。最終章のシーズン8は、日本時間で4月15日にBS10 スターチャンネルで世界同時放送となる。

 『ゲーム・オブ・スローンズ』好きお笑いコンビのセブンbyセブンがMCを務めた本上映会では、デナーリス役の清水が「7年くらい前ですよね。第1章が。20代前半でしたから、先輩たちに負けないように、頑張ってやっていかなきゃいけないという思いはありました」と述懐。

 デナーリスの夫であるドロゴの吹き替えを務めていた木村雅史が、第1章の収録現場で完璧なドスラク語を聞かせたと言い「原音と発音が一緒なんです。
木村さんの発音と向こうのドロゴの役者さんの発音が一緒なので『これは“旦那”に負けてらんない!』と思って(笑)。一生懸命練習した思い出があります」と白い歯を見せた。

 これを聞いたブライエニー役の斉藤は、収録は字幕版の音声を聞きながら行うとしたうえで「全く同じ音で、全く同じ発音で、パーフェクトなので、みんな鳥肌が立つ」と、清水の吹き替えを絶賛。ジョン・スノウ役の花輪も「聞いてから(声が)出るので、どうしてもコンマでずれるんですけど、このドスラク人たちは(笑)、ステレオで聞こえてくるんです」と称賛して会場を沸かせた。

 今回、日本初の海外ドラマ応援上映会として、ファンの投票で選ばれたベストエピソードは第6章の9話「落とし子の戦い」。納得した様子の花輪は「だいたい9話って、大変なエピソードなんですよ。
どの章も。この時はいろいろ、因縁があったりだとか、大きな戦いがあったりだとか、盛り沢山だった」と懐かしそうに振り返っていた。

 『ゲーム・オブ・スローンズ 最終章』は、BS10 スターチャンネルにて4月15日より世界同時放送。