【写真】「ホアキン・フェニックス」フォトギャラリー
本作は、のちにゴッサムシティの悪・ジョーカーとなる男アーサーがいかにして悪の道に進んでいったかを描く。
アーサーは「どんな時も笑顔で、そして人々を楽しませなさい」という母の大切な言葉を胸に、大都会で大道芸人として生きている。コメディアンになり世界を笑わせようとした一人の“人間=アーサー”が、なぜ狂気あふれる“悪のカリスマ=ジョーカー”に変貌してしまうのか。ジョーカー誕生の理由が、原作の映像化ではなく、完全オリジナル・ストーリーで初めて語られる。
場面写真は、コメディアンを夢見る純粋で心優しいアーサーが、ピエロのメイクを施しているもの。しかし、その瞳からは止めどなくあふれる涙が…。狂気で人々を震え上がらせる映画史上最も有名なヴィラン、ジョーカーのイメージとは違い、人間味を感じさせながらも複雑な感情が入り混じった表情が印象的で、彼の身に一体何が起きたのか、想像をかき立てられる画像となっている。監督・脚本を務めたトッド・フィリップスの「ジョーカーを描いたのではなく、“孤独な男がジョーカーになるまでのリアルなドラマ”を描いたんだ」という言葉を裏付ける姿だ。
映画『ジョーカー』は10月4日に日米同日公開。