映画『スーサイド・スクワッド』(2016)の人気キャラクター、ハーレイ・クインを主人公にした映画『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY』より、本編シーンが解禁。女優のマーゴット・ロビー演じる主人公ハーレイ・クインが、警察や自身に怨みを持つ敵から追われ、ポップでキュートな逃亡劇を繰り広げる姿を収めている。


【写真】映画『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY』カオスでポップなキャラクタービジュアル

 ハーレイ・クインは、元々は犯罪者たちを治療する精神科医のインテリ女子だったが、治療対象だった世界で最も有名な“悪中の悪”ジョーカーと恋に落ち、彼のためならどんな犠牲もいとわず我が身をささげようとする、恋愛依存症で常識破りの“悪カワ”ヒロインへと変貌を遂げた。前作に続きマーゴットがハーレイ・クインを演じ、新たな敵となるブラックマスクを俳優のユアン・マクレガーが務める。メガホンを取るのは、元新聞記者という異色の経歴を持つDC初のアジア系女性監督、キャシー・ヤン。

 ジョーカーと別れ、すべての束縛から放たれたハーレイ・クイン。モラルのない天真爛漫な暴れぶりが街中の悪党たちの恨みを買うなか、謎のダイヤを盗んだ少女をめぐり、悪を牛耳る残忍でサイコな敵、ブラックマスクと対決する。戦いを前にハーレイは、とっておきの切り札、クセ者だらけの最凶チームを新結成。
ヴィランだけの世界で、予測不能のクレイジー・バトルが始まる。

 今回解禁された本編シーンは、ジョーカーと別れフリーになったばかりのハーレイに大ピンチが訪れるシーン。大好物のエッグサンドにかぶりつこうとしたその時、突然刑事のモントーヤが現れ「動くな!ゴッサム市警だ!」と銃で狙われるも、「それは無理」と微笑み、エッグサンド片手に信号を無視して路地から路地へ逃げていく。しかし今度はハーレイに恨みを持つ女性に真上から段ボールを落とされ転倒。それでもなんとかモントーヤの追跡から逃げようとするが、またしても彼女に恨みをいだく男が行く手を塞ぎ…。

 本作のプロデューサーも務めているマーゴットは、「『スーサイド・スクワッド』のハーレイはジョーカーと付き合っていましたが、その関係は不健康な恋愛でした。
ハーレイはジョーカーに依存して恋愛中毒を起こすほどに自分を捧げてしまった。本作ではジョーカーとの恋愛を断ち切ってフリーになります。そこがタイトルにもある“覚醒”に繋がるのです」とハーレイが街中から狙われる元凶となった、“ジョーカーとの別れ”の詳細をコメント。

 さらにこの“別れ”は、彼女の災難の序章に過ぎないようで、「精神的にもギリギリなのに、立ち直るまでの道のりがカオス!自分のことだけでも混乱しているのに、一難去ってまた一難のようなことが立て続けに起こるのです!」と、ハーレイがここからさらなる騒動に巻き込まれていくことを明かしている。

 映画『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY』は3月20日より全国公開。