【写真】木村拓哉、奥さん役「誰がいい?」希望を聞かれる 前作の試写会の様子
丸腰の状態でまさに“命の盾”となり、あらゆる危険からクライアントを護るボディーガード・島崎章の活躍を描く本作。
前作では民間警備会社「日ノ出警備保障」の身辺警護課に所属し、組織の一員として任務を全うすることにすべてを賭ける男だった章。しかし、今作では「日ノ出警備保障」を買収した大会社の“利益優先”方針に疑問を感じた章が、警備の基本でもある「弱き者の盾になる」という使命を貫くため、組織を飛び出すことに。そんな中、「日ノ出警備保障」時代からの仲間・高梨雅也(斎藤工)は、章が辞めた本当の理由を聞き出すため、章のもとにやってくる。そこで一緒に警護をするうちに、高梨の心にも変化が生まれ…!?
木村を中心とする斎藤、菜々緒、間宮祥太朗といったおなじみのメンバーに加え、今作には木村と共演歴のある実力派の新キャストも参戦。前作で死亡した身辺警護課の前課長・村田五郎(上川隆也)の後任・小俣健三を演じるのは勝村政信。小俣は組織に背を向ける章のことも敵視する“組織に追従する男”として身辺警護課をかき乱していく。
また、総合病院の整形外科医で、身辺警護課の契約担当医をしている笠松多佳子を演じるのは市川実日子。命を懸けて任務にあたる章たちボディーガードの数少ない味方、そして癒やしの存在として、心温まる風を吹き込む。
そして、今作に不穏な空気を呼び込む“最大の敵”として登場するのは、仲村トオル演じる劉光明。
主演の木村は「警護に関しては非常に完璧だけど、それ以外の恋愛や親子関係などでは発展途上。そんな“まだ完成されてない感”が島崎章の魅力だと、僕は感じています」としつつ、「今回から会社に属したキャラクターではなくなることで、描く世界観の形態が多少変わってきている。そこを自分なりにどう楽しみ、視聴者の皆さんにどう伝えていくか…。いろいろ考えながら、これから始まる現場での作業を心待ちにしているところです」と話している。
制作にあたっては、木村の「しっかりとした内容や世界観を作って、継続する意味を持たせないと、ほかのシリーズ作品に失礼だと思う」との意向から、脚本の井上やプロデューサー、キャスト陣で台本の準備稿をもとにおのおのの考えや疑問点を全部吐き出すセッションを実施し、決定稿の完成に至ったという。
木曜ドラマ『BG~身辺警護人~』はテレビ朝日系にて4月16日より毎週木曜21時放送。