長谷川博己主演のNHK大河ドラマ麒麟がくる』(NHK総合/毎週日曜20時ほか)の第8回「同盟のゆくえ」が8日に放送され、光秀(長谷川博己)の進言により、帰蝶(川口春奈)が織田家へ嫁ぐことを決意するシーンに、ネット上には「エモいな!!」「切ないわ帰蝶…」「美しすぎます…」といった声が相次いだ。

【写真】光秀(長谷川)の母・牧(石川さゆり)が美しい…『麒麟がくる』第8回より

 尾張の海辺で、漁師たちから慕われている奇妙な出で立ちの織田信長(染谷将太)を目の当たりにした光秀(長谷川)。
この男の元へ帰蝶(川口)を嫁がせるベきか葛藤する光秀だが、母・牧(石川さゆり)は美濃国の行く末のことを一番に考えることが大事だと告げる。

 光秀は帰蝶と対面すると、自らが目にした尾張について「海が美しいところでございました」と語る。これを聞いた帰蝶は「行って見てみるか…」とつぶやくと、光秀をまっすぐに見つめながら「十兵衛(光秀の通称)の口から聞きたい。行ってみるべきと」と語りかける。すると光秀は「尾張へ、お行きなさいませ!」と進言し深々と頭を下げる。この言葉を聞いた帰蝶は覚悟を決めた表情で「十兵衛が申すのじゃ…是非もなかろう」と応える。


 本能寺の変で信長が言ったとされる言葉“是非に及ばず”を連想させる帰蝶の返事に、ネット上には「信長より先に帰蝶ちゃんが言っちゃうの!エモいな!!」「帰蝶様の『是非もなし』エモーーーい!!」などの投稿が殺到した。

 また帰蝶がほのかに思いを寄せている光秀から、織田家への嫁入りを説得されるという状況に、ネット上には「いや切ないわ帰蝶…」「こんなに美しい大河の失恋シーンってあるだろうか」といった反響が集まり、さらに帰蝶の複雑な心境を見事に表現した川口の姿に「美しすぎます…」「お姫様感ハンパないな」などのコメントも多数寄せられていた。