俳優の志尊淳と城田優が兄弟役で日本語吹き替えを担当するディズニー&ピクサーのアニメ映画最新作『2分の1の魔法』で、ハリセンボン・近藤春菜が母親のローレル役を担当することが決定。併せて、浦嶋りんこ、新谷真弓、丸山壮史、立木文彦ら豪華キャストの出演も発表された。


【写真】映画『2分の1の魔法』近藤春菜が吹き替えを担当するローレルの場面写真

 本作は、魔法が消えかけた世界を舞台に、内気な少年イアンと好奇心旺盛な兄バーリーの冒険と家族の絆を描くファンタジーアドベンチャー。オリジナル版でトム・ホランドが演じる主人公のイアン役を志尊が、クリス・プラットが演じる兄バーリー役を城田が務める。監督は『モンスターズ・ユニバーシティ』のダン・スキャンロン。若い頃に父親を失った監督自身の体験がストーリーの元になっている。

 お笑い芸人としてバラエティー番組や朝の情報番組でMCを務めるほか、女優としても数々の作品に出演している近藤が演じるのは、働き者でユーモアにあふれる主人公の母・ローレル。夫を亡くしてから女手ひとつで心から愛する息子たちを育て、性格が全く違うイアンとバーリーそれぞれに惜しみなく愛を注ぐ優しい母親だが、イアンの16歳の誕生日に生前の夫から預かっていた“1日だけ亡き父を復活させることができる魔法の杖”を渡したり、姿を消した息子たちを追って奮闘するなど、物語に深く関わる重要なキャラクターだ。


 近藤は「予告編を観て、誰よりもローレルに似ていると思っていたので、自分がやりたいという気持ちがありました。決まった時はとても嬉しかったです!」と喜び、「ローレルは、優しくて勇敢ですごく素敵なお母さんで、演じていてあたたかい気持ちになりました」とコメントした。

 映画『2分の1の魔法』は近日公開。