【写真】『泣く子はいねぇが(仮)』追加キャスト陣
ぴあフィルムフェスティバル、釜山国際映画祭コンペティション部門など、数多くの国内外映画祭で評価される平成生まれの30歳・佐藤監督が、オリジナル脚本で商業映画デビューを飾る本作。
日本の一地方都市である秋田の寂れた港町、雪の降る男鹿半島。娘が生まれ、現実を見据える妻ことねに対して、夫のたすくはいつまでも「父親」の自覚を持てないでいた。そんなたすくにことねは愛想をつかす。
大晦日の夜、「悪い子はいないか」とナマハゲ達が闊歩する男鹿の街で、全力疾走する全裸のナマハゲが生中継のニュース番組で全国に放送されるという事件が起こる。そのナマハゲの正体は、妻との約束を守れずに泥酔しきったたすくだった…。
今回発表されたのは、主人公たすくをとりまく5人のキャスト陣。
たすくの妻ことねを演じるのは、本年度日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞した吉岡。たすくの親友には日曜劇場『グランメゾン東京』(TBS)に出演した寛一郎が扮する。
ほかに、たすくの兄役を名バイプレイヤーの山中崇が、母役を映画『ディア・ドクター』(2009)、『あなたへ』(2012)で日本アカデミー賞最優秀助演女優賞を受賞した余貴美子が、そして、たすくが秋田を離れるきっかけとなったナマハゲ行事を存続する会の会長役を秋田出身の柳葉敏郎が務める。
映画『泣く子はいねぇが(仮)』は秋公開予定。