【写真】大河ドラマ『麒麟がくる』“剃髪ビジュアル”で登場した斎藤道三(本木雅弘)
道三は、一介の油売りだった亡き父とともに親子二代で美濃の国盗りを目指す戦国下剋上の代名詞的存在。天才的な軍事力と狡猾(こうかつ)な政治力を持ち、金銭への執着も強いという役どころだ。本木扮する道三の坊主頭は、最新のラテックスを使った特殊メイクの技術で、テレビの時代劇としては初の導入となったのが今回の大河ドラマとのこと。増量したヒゲをつける時間も含めて、毎回3時間を要し、メイクを落とすのも1時間以上かかるそうだ。
本木は「世の中のみなさんがイメージする入道姿の斎藤道三に、ようやく変貌することができました。なんだか、さなぎから出た蝶のような気分です。これから、ますます道三パワーを巻きちらしていきたいと思っています!」と意気込みを語る。さらに「多少の老けメイクも施されていますが、監督さんからは『にもかかわらず、あくまでも精気を失わない道三でいてほしい』との指示をいただき、一筋縄ではいかない道三に磨きをかけました!!」と自信を見せる。「誰よりも早い入り時間が連日続いた時もあり、ロケの撮影日は、日の出前から準備し、その日1日“頭の中だけサウナ状態”で過ごすのは結構悲惨でした、、(泣笑)。このささやかな影の苦労が報われるよう、みなさん『麒麟がくる』を、引き続き見守っていただけますと有り難く思います」とメッセージを寄せた。
NHK大河ドラマ『麒麟がくる』は総合テレビにて毎週日曜20時、NHK BSプレミアムにて18時放送。剃髪姿の斎藤道三は4月26日放送の第15回より登場。