【写真】スペシャル時代劇『十三人の刺客』発表されたキャスト陣
工藤栄一監督による時代劇映画『十三人の刺客』(1963)を、BSプレミアムでリメイクする本作。
脚本を担当するのは、映画『超高速!参勤交代』シリーズや『引っ越し大名!』(2019)で原作と脚本を手掛けた土橋章宏。演出は金佑彦が務める。
幕末・天保年間。明石藩江戸家老・間宮図書が、老中・土井大炊頭(里見)の門前で割腹し果てる。間宮の死は、藩主・松平左兵衛督斉継(渡辺)の暴君ぶりを訴えていた。斉継は将軍家慶の弟であり、老中就任も内定していたため、時の幕閣に動揺が走る。これに対し老中・土井は、非常手段として御目付役・島田新左衛門(中村)に斉継暗殺を命じた。
悠々自適の隠居を考えていた新左衛門は固辞するが、天下万民のため大事決行を決意し、信頼できる強者たちを集める。しかし、鬼頭半兵衛(高橋)が極秘裡に進められる暗殺計画を事前にキャッチ。
事件が発生してから一ヵ月余、明石藩が突如参勤交代の途についた。行列を追う刺客団は、中山道で奇襲作戦を練ったが、半兵衛の奇計にあい失敗に終わる。新左衛門は作戦を変更し、中山道落合宿を買い取り、砦に改造。そこで明石藩一行を迎え撃つ計画を立てる。
運命の朝。深いもやの中落合宿に乗り込んだ斉継以下明石藩一行が、前を塀で塞がれ、後退しようとしたとき退路の橋が大音響と共にくずれ落ちる。そして十三人と五十騎の死闘がついに開始。果たして、新左衛門は斉継を討てるのか。それとも半兵衛が守り切るのか。命を懸けた激闘の結末は…。
ドラマ『十三人の刺客』は、NHK BSプレミアムにて8月22日21時放送。