【写真】乃木坂46・秋元真夏、初のランジェリーカット 撮り下ろしインタビュー写真も
■沖縄は実家のように慣れ親しんだ場所
イタリアでの撮影に臨んだのは、昨年9月。ちょうど彼女が、前任の桜井玲香からキャプテンの座を受け継いだ直後だった。環境の変化にとまどいながらも、憧れの場所での撮影は「開放感たっぷりで楽しかったです」と語る。
「一人で長期間、海外へ渡るのも久々だったんです。現地はとにかく、場所ごとに雰囲気が違っていたのが新鮮で。最初に訪れたローマは人が多く、小さなお店がたくさん並んでいたのでどこもにぎわっていたのが印象的でしたね。アマルフィやナポリにも足を運びましたが、一番思い出になったのはアルベロベッロ。実は、ずっと前から熱心に調べるほど憧れていたので、念願の場所に立てたのは感無量でした」。
一方の沖縄へ向かったのは、昨年11月。幼い頃からのなじみの観光地で「毎年のように旅行へ行っていた」という思い出の地では「素のままの自分でいられた」という。
「家族旅行を20回以上も経験してきたから、自分にとっては“実家の埼玉か沖縄か”といえるほど落ち着く場所なんです。でも、イタリアでのロケから2ヵ月ほど空いていたので、ちょっとした事件もあって…。
9月上旬にイタリアでの撮影を終えた後、月の終わりから10月10日まで舞台『サザエさん』の出演で福岡へ行っていたんです。そこでご当地の名物料理を食べ過ぎてしまって…。おいしいものがたくさんあったので勝手に『好きなだけ食べていい期間』と思い込んでしまったんですよね。だから、11月にあった沖縄での写真集撮影に向けて再び気を引き締め、短期集中でひたすら節制していました(笑)」。
■初のランジェリー撮影では「もう1枚着なくて大丈夫?」とソワソワ
憧れの地イタリアでは大人の一面を、慣れ親しんだ沖縄ではデビュー当時のようなあどけなさを表現した秋元。海外の開放感を受けて臨んだ、自身初のランジェリーショットは「正直、恥ずかしさもありました」と振り返る。
「前作での経験も生かして、今回は自分でもだいぶアイデアを出したんです。ランジェリーショットも私からの発案で、海外ではとにかく大人の自分を見せようと思って。一方の沖縄では民家で寝転がったり、白いワンピースの水着であえて幼さを強調したり、1冊で両面を見せられるように工夫しました」。
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「とはいえ、ランジェリーでの撮影は外へ出るたびに『もう1枚着なくて大丈夫だっけ?』と思うほどソワソワしちゃって(笑)。
シーツで隠している側にはカメラマンさんとかスタッフさんがいるんですけど、反対側に人がいちゃうと丸見えで。人が全然いない地域だったからこそできたカットでした。恥ずかしさはありつつも太陽の光が差していてすがすがしくて、絶対に日本では叶わないし、一生味わえないと思えるほどの貴重な経験でした」。
■“今の秋元真夏”をたっぷりと
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今年8月には27歳を迎える今、2冊目の写真集を通して「大人っぽさを存分に表現できた」と明かす彼女。一方で、グループとしては、同期の白石麻衣や生田絵梨花らの写真集が相次いで重版している中で、自身の作品についての魅力をアピールする。
「イタリアと沖縄の2ヵ所で、それぞれコンセプトの違う表現ができたのは今回の写真集ならではの見どころかもしれません。ただ、ほかのメンバーに対抗意識があるわけではないですね。今年に入り、三期生の山下美月や与田祐希も写真集を出していますが、いろいろな子たちが活躍の場を広げているのはうれしくて。私は私なりに“今の秋元真夏”をたっぷりと味わってもらえる作品を仕上げられた自信もあるので、手にとっていただけるならうれしいです」。(取材・文:カネコシュウヘイ 写真:ヨシダヤスシ)
乃木坂46・秋元真夏セカンド写真集『しあわせにしたい』は竹書房より4月8日発売。価格は2000円(税別)。