日本発の大ヒットゲームシリーズをハリウッドで実写映画化する『モンスターハンター』より、主人公アルテミス役のミラ・ジョヴォヴィッチが過酷な撮影やトレーニングの裏側を明かすコメントが到着。さらに、ハンターの標準装備を新たに装着したアルテミスの新場面写真が解禁された。


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 2004年に第1作を発売して以降、シリーズ累計販売本数6200万本(2020年3月13日時点)を誇る「モンスターハンター」。「モンハン」という愛称で親しまれる同ゲームは、雄大な自然の中で巨大なモンスターに立ち向かう“ハンティングアクション”という新たなゲームジャンルを確立した。2018年1月に発売された最新作『モンスターハンター:ワールド』は、カプコン史上最高の全世界販売本数1500万本を達成(2020年1月2日時点)している。

 そんな人気ゲームシリーズの実写映画化でメガホンをとるのは、累計興行収入200億円超のヒットを記録した『バイオハザード』シリーズのポール・W・S・アンダーソン。主演を『バイオハザード』シリーズの主人公アリス役で知られるミラ・ジョヴォヴィッチが務める。ほかに、『ワイルド・スピードSKY MISSION』などでリアルなアクションを見せたトニー・ジャー、『ヘルボーイ』シリーズの主演ロン・パールマンらが共演。
さらに、日本からは女優・山崎紘菜が本作でハリウッド映画進出を果たす。

 解禁された場面写真は、突如起こった超巨大な砂嵐に巻き込まれ、未知の世界に迷い込んでしまったエリート部隊のリーダー・アルテミス(ミラ)が砂漠で何かを見据える姿を捉えたもの。左腕にはゲーム最新作『ワールド』で新たに登場したハンターの標準装備“スリンガー”を装着しており、劇中でどのような活躍を見せるのか注目される。

 ミラは、「モンハン」シリーズではおなじみのロケーションである砂漠での撮影について、「南アフリカの砂漠に行ったんだけど、とにかく厳しい環境だったわ。昼間は50℃にもなって、でも天気が悪くなると、一気にすごく寒くなって、すごい風が強くなったりする。だからセットでの撮影でいくら大変な場面になってもあそこよりはまし! ってなるの。
あれよりつらいことはないわ」と、ゲームの世界さながらの過酷な環境での日々を振り返っている。

 また「役のために軍事施設に滞在してレンジャーたちのことを勉強したり、火器の扱い方を学んだりしたわ。キャプテンを務めている本物の女性レンジャーも紹介してもらって、どうやって今の彼女に至ったのかを可能な限り聞いたの。彼女から、実際の経験談を聞けたことで、私のキャラクターに関するディテールをどんどん得られ、観客が映画で私のキャラクターと出会うまでに、どんな経験をしてきたのかを理解できて本当によかったわ」と語り、役作りやアクションのため入念なリサーチやトレーニングを行ったことを明かしている。

 映画『モンスターハンター』は9月4日より日米同時公開。