俳優の田中圭が主演を務めるドラマ『先生を消す方程式。』(テレビ朝日系/毎週土曜23時)の初回が31日に放送され、田中ふんする主人公の数学教師が生徒たちの前で土下座や床なめをしてみせるシーンに、ネット上には「わぁー!! 衝撃シーンだぁ!!」「半沢直樹の上をいった」といった反響が巻き起こった。



【写真】 笑顔を絶やさない“教師”田中圭が不気味

 本作は、セレブの子息が多く東大進学率も高い都内の進学校“帝千学園”を舞台に、いつも笑顔で生徒に接する謎多き数学教師・義澤経男(田中)と、彼に殺意を抱く高IQ生徒たちが壮絶バトルを繰り広げる学園サスペンス。『奪い愛、冬』『M 愛すべき人がいて』の鈴木おさむがオリジナル脚本を担当する。

 “ある覚悟”を胸に帝千学園に赴任した義澤は、3年D組の担任を務めることに。赴任して早々、副担任の頼田朝日(山田裕貴)から、クラスにはさまざまな問題があり、半年の間に3人の教師が担任を辞めていることを教えられる。

 D組の生徒たちと初対面を果たした義澤だったが、生徒全員が自習中であいさつに耳を傾けようともしない。それどころか父親が大手ゼネコン社長で叔父が政治家という剣力(高橋侃)は、義澤に反抗的な態度をとり始める。


 そんな力の言動を、学園一の優等生・藤原刀矢(高橋文哉)が注意。しかし逆上した力は刀矢を殴りつけ、さらにD組の仲が悪くなったのは義澤のせいだと言いがかりをつける。そして力が土下座を要求すると、義澤は教壇を降りて、D組生徒に向かって膝を折って座り「申し訳ありません。お許しください」と深々と頭をさげる。しかし調子に乗った力は「土下座だけじゃ済まされねぇよ…床、なめたら許してやるよ」と言い放つ。すると義澤は不敵に笑い「それで許されるなら…」と躊躇なく床に舌を這わせる。


 この義澤の行動に、ネット上には「わぁー!! 衝撃シーンだぁ!!」「半沢直樹の上をいった」などの声が殺到。さらにそんな義澤を淡々としつつも凄みのある存在感で体現する田中の怪演についても「不気味…でも引き込まれる」「目ぇ開けたまま舐めてんのやばすぎるぅぅ」といったコメントが相次いだ。