女優エマ・ストーンが主演を務め、ディズニーの名作アニメーション『101匹わんちゃん』に登場するヴィラン(悪役)“クルエラ”の誕生秘話を描く映画『クルエラ』。エマ演じるクルエラが劇中で披露する、パンク精神を表現した強烈なヘアメイクに注目してみよう。
【写真】クルエラになる前、まだ地味な装い&シンプルヘアのエステラ(エマ・ストーン)
ファッション・デザイナーを目指す少女エステラが、“ディズニー史上最も悪名高きヴィラン”クルエラへと変貌していく過程が描かれる本作。<本当の自分>を心の奥底に隠して生きてきたエステラが、ある出来事をきっかけに、自らの<心の声>を露わにし欲深いヴィラン“クルエラ”へと変貌する。そんな彼女の心情の変化は、言動だけでなく、彼女が身にまとうファッションにも現れている。
劇中でエステラは、最初は黒やくすんだアイボリーなど地味な単色の装いだったが、ストーリーが展開していくにつれて、一同の注目を集める真っ赤なドレスや、大胆なフリルをあしらったロングトレーン、ギラギラとしたパンツスーツなどド派手なパンクスタイルになっていく。そして、そのファッションに合わせて変化していくのが彼女のヘアメイクだ。
まだ素朴なファッションだった頃は赤髪に特徴のないシンプルなメイクだったが、やがて心情が変化すると、白黒の髪をセンターで分けたヘアスタイル&ダークカラーを利かせたアイメイク&真っ赤なリップという強烈なインパクトのパンクスタイルになるクルエラ。パンクは、本作の舞台となる1970年代に<怒り>や<自由>を表現する手法として流行したカルチャーだが、彼女がこれほどまでに装いを変えたのも、心の奥にしまっていた<反抗心>を言動に表すようになるにつれて、ファッションでも反骨精神を露わにし始めたからである。
メガホンをとったクレイグ・ギレスピー監督は、本作ではファッションだけでなく、ヘアメイクにもかなり力を入れたと明かす。ヘアメイクを手掛けたのは、『女王陛下のお気に入り』なども担当したナディア・ステイシー。変わっていくクルエラの心情を、ヘアメイクで見事に表現した彼女の仕事ぶりをギレスピー監督は絶賛。「エマ(・ストーン)は、“クルエラは、ひとつのルックスではない”と言って、ナディアはそれにすごく同感した。どういう状況なのかによってクルエラのルックスは変わる。
映画『クルエラ』は、5月27日より映画館、5月28日よりディズニープラス プレミア アクセスにて公開(※プレミア アクセスは追加支払いが必要)。
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