ネズミ＆ネコも！『ピーターラビット2』都会で出会う“モフワル”たちの新カット解禁 (2021年6月2日)

ビアトリクス・ポターによる人気絵本を実写化した映画『ピーターラビット』の続編『ピーターラビット2／バーナバスの誘惑』より、新たな場面写真が解禁。家出したピーターが都会で出会う、たくましい動物たちの姿などを収めている。【写真】人間の家から食料をちょうだいする“モフワル”仲間たち イギリスで最も美しいと称えられる湖水地方を舞台にした、ウサギが主人公の絵本『ピーターラビット』。2018年に初めてハリウッドで実写映画化されると、全世界興行収入が約386億円を超える大ヒットとなった。その続編となる本作では、“うさグレた”ピーターが湖水地方を捨てて大都会に出る。 前作から3年。ピーターの冒険を描いたビアの絵本の人気が高まることで、イタズラ好きの「問題児」という烙印を押されてしまい、落胆するピーター。さらに、ビアとマグレガーが結婚。ピーターはビアとマグレガーと“家族”として仲良く暮らすはずが、父親気取りのマグレガーに叱られ続け、我慢の限界に。ついに湖水地方を飛び出し、大都会へ家出してしまう。 そこで出会ったのは、ピーターの父親の親友だったと語るバーナバス。都会でタフに生き抜くバーナバスに父親のような頼もしさを感じるピーター。しかし、人間に恨みを抱くバーナバスは、人家の冷蔵庫から野菜や果物を盗み、都会の動物たちを組織して、人間への仕返しの機会をうかがっていた。 バーナバスは、都会にやってきたピーターにワル仲間であるネズミの「サムエル」と、ネコの「トム・キトン」＆「ミトン」を紹介。そして“目の前にあるものを利用して生きていく”ことをピーターに教える。後にピーターは、そんなバーナバスとの出会いによって、将来自分が「どんなウサギになるのか」という決断を迫られる事になる。 今回解禁されたのは、ピーターと都会の仲間たちがたくましく過ごす様子を収めた場面写真。バーナバスの影響を受けたピーターが、人間の家にある冷蔵庫からシャンパン盗み出して部屋中にまき散らす様子や、彼らが冷蔵庫からたくさんの野菜を盗み出す姿、マーケットでドライフルーツを物色するシーンなど、いずれも“モフワル”道を突き進む姿を捉えたものとなっている。 バーナバスは、初めて外の世界を見るピーターにとっては“憧れの大人”。制作プロデューサーのジョディ・ヒルデブランドは、バーナバスというキャラクターについて「ディケンズの『オリバー・ツイスト』でいえば（窃盗団の棟梁であった）フェイギンのようなキャラクターね。人間たちの留守中や、彼らが寝ている間に、キッチンにある食べ物を根こそぎ奪うつもりなの」と説明。続けて「ピーターにとって、バーナバスはすごく魅力的なキャラクター。（本当の自分を誰にも理解してもらえず）仲間はずれになった気分でいるピーターにとって、バーナバスは父親の象徴なのよ」と語っている。 映画『ピーターラビット2／バーナバスの誘惑』は6月25日より全国公開。