子役の寺田心が主演する映画『妖怪大戦争 ガーディアンズ』より、大沢たかお演じるタヌキの大妖怪・隠神刑部(いぬがみぎょうぶ)の登場シーンが解禁となった。
【動画】“隠神刑部”大沢たかお、808匹のタヌキを引き連れて登場!
2005年に平成版が興行収入20億円の大ヒットを記録した映画『妖怪大戦争』が、令和の新たな時代と共にスケールアップ。
解禁された映像は、808匹のタヌキを引き連れて炎をまとったバイクを飛ばし、ケイ(寺田)たちのもとへド派手に参上する隠神刑部の衝撃シーンからスタート。あまりの豪傑っぷりにあぜんとするケイ、隠神刑部への恋心から思わず頬を赤らめる(?)雪女(大島優子)など、その登場に誰もが心穏やかでない様子が映し出されている。
人間嫌いの隠神刑部は、「妖怪獣」を食い止めようとするケイや、日本妖怪たちのリーダー・ぬらりひょん(大森南朋)と真っ向から対立。不敵な笑みを浮かべながらケイに近づき、「余計なことはするな」と忠告する。その迫力に気おされてしまうケイに対し、さらに「何もしなければ死なずに済む。わかったら返事だ!!」と声を荒らげ、追い打ちをかける隠神刑部。これにはケイも硬直しながら「は、はい…」と答えざるを得ない…という、隠神刑部の圧倒的なスケール感が伝わってくるシーンとなっている。
ほかにも、ケイと隠神刑部のやりとりを心配そうに見守る姑獲鳥(安藤サクラ)、天狗(三浦貴大)、猩猩(しょうじょう/大倉孝二)や、走ってバイクを追いかけてきたためヘトヘトになってしまうタヌキたちのコミカルな姿など、細部まで見どころ満載だ。
あらゆる妖怪や鬼・世界各地のモンスターまで勢ぞろいする本作において、ひときわ孤高の存在なのが隠神刑部。敵でも味方でもない独特の立ち位置で、ケイの前に立ちはだかる。果たして彼の目的とは?
三池監督は隠神刑部について、「人間が支配しているように見える地球のその先を見据えて、その視点から人間と対峙している存在。スケールのでかい孤高の野獣、男なので、やっぱり大沢さんが一番ふさわしいと思った」と明かしている。
映画『妖怪大戦争 ガーディアンズ』は8月13日より全国公開。
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