子役の寺田心主演映画『妖怪大戦争 ガーディアンズ』より、本日8月8日が妖怪(ようかい)の日であることにちなんで、個性豊かな妖怪や鬼、妖怪ハンターが続々と登場する場面を収めた本編映像が解禁された。
【動画】寺田心、妖怪&鬼にパニック! 『妖怪大戦争 ガーディアンズ』本編映像
2005年に平成版が興行収入20億円の大ヒットを記録した映画『妖怪大戦争』が、令和の新たな時代と共にスケールアップ。
今回解禁されたのは、主人公ケイ(寺田)が妖怪の世界に迷い込み、大森南朋、安藤サクラ、大倉孝二らが扮する個性的な妖怪たちから「この国を救ってくれ!」と頼まれる重要な場面。
友人たちと肝試しに訪れた神社で“赤いおみくじ”を拾ったことをきっかけに、ある晩突然、妖怪の世界へと誘われてしまったケイ。どこを見渡しても妖怪だらけの空間にパニックを起こしてしまうが、妖怪たちはそんなケイに、疑いと期待を含んだ視線を向ける。
まるでケイを試すように猩猩(しょうじょう/大倉)が質問したのは、「節分の豆まきするんか?『鬼は外』、言うか?」。その問いにケイが「死んだお父さんが、うちの家は『福は内』だけでいいって…」と怯えながら小声で答えると、妖怪たちは思わず歓声を上げる。実はこのケイの「豆まき」のスタイルこそが、彼が伝説の妖怪ハンター・渡辺綱(わたなべのつな/北村一輝)の末裔である証だった。
渡辺の名字を持つ者は全員が綱の子孫であること、また、かつて妖怪と人間は同じ世界に住んでおり、悪さをする妖怪を綱が成敗してきたという歴史を語るのは、日本妖怪の総大将・ぬらりひょん(大森)。
渡辺の血を巡る突然のエピソードに面食らうケイだったが、妖怪獣により世界が窮地に立たされる中、立ち向かえるのは“選ばれし勇者”であるケイだけ。「この国を救ってくれ、頼む!」と懇願するぬらりひょんに続き、妖怪たちも次々と頭を下げるのだった。
凄みを利かせながらもツッコミが冴え渡る“お笑い担当”の猩猩、世話好き子供好きゆえについケイとの距離が近くなってしまう姑獲鳥(安藤)、飄々としているが実は世界を救うために必死なぬらりひょんなど、妖怪チームの個性の強さが光る本シーン。また、豪快な太刀さばきで鬼の大群を一掃する伝説の妖怪ハンター・渡辺綱と、憎しみの余り恐ろしいうめき声をあげる茨木童子の姿も映し出されており、個性豊かな面々が織りなすドラマに期待が高まる。映画本編ではさらに、鬼の一族だけでなく、綱と狐面の女(きつねめんのおんな/杉咲花)の深い因縁まで明らかとなる。
映画『妖怪大戦争 ガーディアンズ』は8月13日より全国公開。