俳優のトム・ホランドが主演を務める映画『スパイダーマン』シリーズの最新作『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』より、劇場版予告が解禁された。
【動画】『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』劇場版予告
2017年『スパイダーマン:ホームカミング』では、高校生の主人公ピーター・パーカーが真のヒーローへと成長する過程が描かれ、2019年『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』では、師匠アイアンマンの鉄の意志を継ぎ、ホームのニューヨークから遠く離れたヨーロッパを舞台に新たな脅威に挑むさまが描かれた。
前2作と同じくジョン・ワッツが監督を務める本作では、前作で倒したミステリオの遺した映像を、デイリー・ビューグルが世界に公開されてしまう。ミステリオ殺害の容疑がかけられたピーターの正体は明かされ、生活は一変してしまう…。
先月8月24日に第1弾の予告編が解禁されると、“公開後24時間の視聴数”が全世界で3億5550万回を記録。これは『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)が保持していた2億8900万回視聴を大きく更新するもので、これまでの映画作品の中で最も視聴された予告編となった。解禁後に主演のトムは自身のインスタグラムで「実はこれはまだ氷山の一角に過ぎないんだ。まだまだ次に何が来るか分からないよ」と期待をあおるコメントをしている。
今回解禁された劇場版予告は、ピーターが、共にサノスと闘ったドクター・ストレンジ(ベネディクト・カンバーバッチ)に「ミステリオに正体を明かされて、僕の人生はムチャクチャだ」と訴え、自分がスパイダーマンだと知られていない世界に戻して欲しいと頼むところから始まる。ストレンジは「すべての人から、君がスパイダーマンだという記憶を消し去る」と呪文を唱えるが、時空がゆがんでマルチバースが出現してしまう。「君は2つの人生を同時に歩み始めている。1つを選ばなければ危険だ」と語るストレンジ。
終盤では、第1弾予告編にも登場して話題を呼んだ、サム・ライミ監督版『スパイダーマン』(2002)に登場するグリーンゴブリンの武器パンプキンボムと、『スパイダーマン2』(2004)に登場したDr.オクタビアスの姿が。最後はDr.オクタビアスが不敵な笑みを浮かべながら「やあ、ピーター」と呼びかけ、ピーターが瞬時にスパイダーマンに変身する場面で幕を閉じる。
映画『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』は、近日公開。
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