俳優ティモシー・シャラメが主演する、ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督最新作『DUNE/デューン 砂の惑星』より、監督&キャストのインタビューを収録した特別映像が解禁された。

【動画】本編映像のほか監督&キャストのインタビューも!『DUNE/デューン 砂の惑星』特別映像

 フランク・ハーバートの名作小説『デューン/砂の惑星』が原作の本作は、『ブレードランナー 2049』のヴィルヌーヴ監督が、「キャリア史上最も重要な作品」と断言する最新作。

砂に覆われた惑星“デューン”を舞台に、全宇宙の未来を託された主人公ポール(ティモシー)の運命、宇宙世界の混迷を軸にした壮大なドラマが展開する。

 今回解禁されたのは、監督とキャストのインタビューを、本編やメイキング映像を織り交ぜながら収録した特別映像。

 主人公ポール・アトレイデス役のティモシーは「ヴィルヌーヴ監督は、作品の規模にかかわらず登場人物がひっぱる物語が得意なんだ。原作者のフランク・ハーバートは、登場人物やその関係性を描く壮大な物語を作り出した。だから演じてみたいと思ったんだ。監督と初めて話したとき、どうしても出演させて欲しいと懇願したよ」と振り返る。
本作については「物語は衝突へと向かっていくんだ。それは、偉業を成し遂げるために必要なきっかけをポールに与えるんだ」と語っている。

 ヴィルヌーヴ監督は「これはアトレイデス家の物語だ。彼らの人気の高さに嫉妬した皇帝に罠にはめられるんだ」、「映画には悪役の存在が必要だが、ハルコンネン家はアトレイデス家の宿敵なんだ」など、あらすじや登場人物などを説明する。

 ポールの父レト・アトレイデス公爵役のオスカー・アイザックは「アトレイデス家は指針となる存在で、ほかの家は彼らの敵か味方かに分類される。レトが望むのは、人々が生き残ることだけでなく、息子が自分が思い描くリーダーになることだ」、「アトレイデス家とハルコンネン家は昔から恨み合ってきた。
しかし、彼らが立ち向かう力は予想よりはるかに大きいものだった」と語る。

 ダンカン・アイダホ役のジェイソン・モモアは「ダンカンは、アトレイデス家に仕える腹心で彼らを守る人物なんだ。立派な騎士なら当たり前のことだが、彼は誓った任務を遂行する。ダンカンはアトレイデス家のために命をかけて戦うんだ」。ガーニイ・ハレック役のジョシュ・ブローリンは「ガーニイ・ハレックは戦士であり、ポールの戦闘訓練もするんだ。とても厳しいが面白い人で、ポールにとってまるで父母のような存在なんだ」と、それぞれ自身が演じるキャラクターについて説明。


 ポールの母レディ・ジェシカ役のレベッカ・ファーガソンは「(レディ・ジェシカが属する)ベネ・ゲセリットの女性たちは、とてつもない強さと能力を持っているの。彼女たちはボディガードでも戦士でもあり、人の心を読むこともできる。母、妻、ベネ・ゲセリットであることにジェシカは対峙しなければならないの」と語る。

 ウラディミール・ハルコンネン男爵役のステラン・スカルスガルドは「彼は現れるだけで映画全体にその影を落とす。彼は多くの人に死をもたらすんだ」。砂の惑星デューンの自由の民・フレメンのスティルガー役を演じるハビエル・バルデムは「スティルガーはフレメンのリーダーで力強い人物だ。
戦士であるが、未来に不安を抱いている」とコメント。

 ポールの夢に何度も登場し、彼に「昔からの友達のようで、自分を導いてくれる人」のように感じさせるチャニ役のゼンデイヤは「チャニは砂の惑星デューンの先住民よ。自分たちの土地から搾取しようとする人々との敵対関係に慣れているわ。彼女は戦士なのよ」と語っている。

 映画『DUNE/デューン 砂の惑星』は10月15日より全国公開。