アジア人女性で初めてアカデミー賞監督賞を受賞したクロエ・ジャオ監督の最新作となるマーベル映画『エターナルズ』より、クロエが本作を手掛けるにあたって施した多くのこだわりをクロエ本人やキャスト陣が語るほか、マーベル社長のケヴィン・ファイギが本作にクロエを抜てきした理由を明かす特別映像が解禁された。本編映像や仲むつまじい撮影風景、さらにアクションの裏側も映し出されている。
【動画】『エターナルズ』特別映像
本作は、さまざまな脅威から地球を守ってきたアイアンマンやキャプテン・アメリカら最強のヒーローたちアベンジャーズが誕生するよりはるか昔から地球に存在し、何世紀もの間、人知れず人類を見守ってきた不死の種族エターナルズの物語。『アベンジャーズ/エンドゲーム』のその後を描く世界で、あの宇宙最凶最悪の敵サノスをも超える未曽有の脅威が人類に迫るとき、エターナルズはついにその姿を現す。
特別映像は「次のフェーズの方向性を考えた時、それを映画化できる監督がいた。人間性や壮大な自然を撮れるのはクロエだけ」とクロエを抜てきした理由を語るファイギのコメントから始まる。
監督でありながらファンとして本作に参加したクロエは「この映画に対する私のビジョンは壮大さと親密さを描くことと、それを共存させること。難しい挑戦だったけど楽しかった」と、本作を手掛けるにあたってのビジョンと達成した思いを語った。
そしてそんなクロエについて、ファストスを演じたブライアン・タイリー・ヘンリーは「彼女は全てを把握している」、マッカリを演じたローレン・リドロフも「クロエには先見の明がある。大スクリーンで確認してみて」と、彼女の実力を保証。また、これまで多くの大ヒット作に関わってきたセナ役のアンジェリーナ・ジョリーも「壮大な映画よ。大規模な新世界を体験できるの」と、これまでにない本作のスケールの大きさを約束した。
「キャラクターがいる背景も工夫した」と、壮大な物語を描くにあたってグリーンバックでの撮影をなるべく控え、実際に足を運ぶロケーション撮影にこだわったクロエ。キンゴを演じたクメイル・ナンジアニは「クロエは実用的なセットにもこだわった」と語り、セルシを演じたジェンマ・チャンは「風景を見ると映画を見る目が変わる」と、そのこだわりを絶賛。
映画『エターナルズ』は、11月5日より全国公開。
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