風刺や知識、教訓などをわかりやすく伝える「ことわざ」。聞いたことがないものもたくさんあると思いますが、だからこそ、状況に合ったことわざをスッと使いこなせるようになったらカッコイイですよね。

今回は「ことわざの続き知ってる?」と題して、珍しいことわざをご紹介します。読むと昨日よりちょっと賢くなれるかも。

人間関係にヒビが入る恐れも

ことわざ「七度尋ねて…」の続き知ってる? 意味:紛失物は、人...の画像はこちら >>

ことわざの意味や逸話「七度(ななたび)尋ねて人を疑え」とは、軽々しく人を疑ってはいけないという戒めです。

物をなくしてしまった時はつい人を疑ってしまいそうになるが、人を疑う前によく探すことが大切であり、軽率に人を疑ってはいけないという意味です。

七度探して人を疑えとも言います。

対義語には人を見たら泥棒と思えという言葉がありますが、「疑うより信じていたい」という有名な歌詞があるように、信じる力を大切にしていきたいですね。

読み書き

「尋」の簡単な覚え方は、「ヨエロ寸」です。あなたも頭の中で唱えたことがあるのでは? ヨエロ寸。

例文

「私のお財布がない!…もしかしてあなたが?」「もう1度カバンの中をよく探してごらんよ」「あったわ!!」「盗んだと思われて良い気になる人はいないよ。七度尋ねて人を疑えという言葉を覚えておこうね」「ごめんなさい…」