結局何だったのか……。元プロ野球選手・桑田真澄氏の次男でモデルのMattと坂上忍のバトルが、期待外れに終わりそうだ。



 発端は3日放送のフジテレビ系『バイキング』。番組内でMattを取り上げると、坂上が「存じ上げているんですが、いまいちどんな人か知らないし、知りたくもない」と発言。この放送を見ていたMattは4日、Twitterで「坂上忍っていう人は何者なの? あなたに僕のこと知ってほしいなんて一言も言ってませんけどね」「僕が傷付いた。だから許せないね」と、坂上批判を展開したのだ。

 しかし、1時間後には「ツイートは消しました。父からご指導いただきました。
“自分もそこに乗っかったら終わり。相手にしてはいけない”」とつぶやき、投稿を削除。スポーツ紙デスクは「坂上さんの発言は『バイキング』ではおなじみの言い回しで、ウケを狙いにいった部分はある。まぁ、正直Mattは苦手なタイプだとは思いますけどね(笑)。それに過敏に反応してしまうようでは、Mattはテレビ界で『扱いづらいヤツ』と敬遠されてもおかしくない。父親の桑田さんから『損するぞ』とアドバイスでもされたのでしょう」と話す。


 Mattは6日に行われたイベントに、研ナオコとともに出席。一連のツイートについて聞かれると、なぜか研が間に入り「彼は本気で言ったのではなく、少し気になって言ってしまっただけ。純粋な子だから」「お父様のことを素直に聞いて(ツイートを削除して)素晴らしい親子関係だと思う」と擁護した。

 事態を収束させようとするMattにガッカリなのが、テレビ関係者。

「なんだかんだ言って、Mattも芸能界で稼ぎたいんだな、と。そのためには売れっ子の坂上さんを敵に回したくないんでしょう。
もっとトガってほしかったですけどね」

“新人類”と呼ばれるMattも、芸能界の暗黙のルールに屈してしまったようだ。