小倉優子が、再ブレイクしている。

「女手一つで2人の子どもを育てる“健気なバツイチシングルママ”として好感度を上げ、引っ張りだこ。

1月のテレビ出演は、13本にもなったそうで、イベントへのオファーも続々と舞い込んでいるようです」(芸能記者)

 2016年、小倉が第2子を妊娠中に、美容師の夫が小倉と同じ事務所に所属していたアイドルと不倫していることが発覚。その後、一度は夫婦としての再出発を決めたものの、やはり失った信用を回復するには至らなかったようで、翌年に芸能活動を本格再開したのと、ほぼときを同じくして離婚を発表した。

「大きかったのは、離婚直後から“元夫の不倫ネタもOK”にしたこと。あれがNGだったら、『なんで出てきたんだ!』と反感を買い、その後につながらなかったでしょうけど、戸惑いながらもなんでも話し、子どもを育てるためになりふり構わない姿を見せたことで、バラエティ関係者はもちろん、視聴者の信頼を勝ち得ることに成功しましたね」(放送作家)

 2月12日には、都内で行われた『ゼクシィBabyおでかけPark』のPRイベントに登場し、「新生活にこの1年で慣れたかなって思います。やっと落ち着いた」と笑顔を見せた。

 だが、その様子に、「これで、今度こそキャラも落ち着いたんじゃないかな」と、ちょっと意地悪なことを言うのは、デビュー当時から彼女を知るカメラマンだ。


「自分を『こりん星りんごももか姫』という、天然系お姫様キャラでブレイクした彼女は、そのイメージが強いのですが、スカウトされてデビューした直後は、かつての篠原ともえのような、手をパタパタと動かしながら早口で『そうでございますよ』などと、おかしな日本語をまくしたてる“不思議ちゃんキャラ”でした。そのキャラで、一度、『踊る!さんま御殿!!』(日本テレビ系)に出演していますが、自己紹介トークで、その絡みにくそうなキャラを見抜いたさんまが、収録中、小倉に話を振ることは一度もありませんでした」

 その後、こりん星キャラで人気者となったが……

「テレビの雰囲気から、ふわふわしたロリータ系ファッションが好きなのかなと思われがちですが、撮影の朝など、現場に来る彼女は、ヒールの高い黒のロングブーツにミニスカート、ヴィトンのバッグを肩にかけ、颯爽と歩くヤンチャなお姉さんそのもので、テレビのキャラとの違いに、いつも驚かされたものです」(同)

 そんな小倉だけに、こりん星キャラには相当、無理があったのだろう。09年にこりん星キャラを終了すると、10年には元夫との熱愛が発覚。11年に結婚して人妻になると、今度は、お料理ブログで“理想的なママタレント”へと、キャラをスムーズにシフトさせていったのだ。

 そして、現在、元夫の不倫・離婚を経て、“健気なバツイチシングルママ”で再ブレイクを果たし、見事に芸能界をサバイブしている。

「仕事をしながらの2人の子育ては、本当に大変でしょうから、現在のキャラは、無理をして演じているわけではないでしょう。
ただ、どうしてもあの女王様チックなピンヒールブーツで颯爽と歩く小倉の姿が頭から離れませんけどね(笑)」(同)

 今後、再婚なんてことになれば、また新たなキャラが登場するかも!?