元夫で俳優の船越英一郎を、ブログや投稿サイトなどで中傷したとして、警視庁は女優の松居一代を名誉毀損の疑いで書類送検した。2017年9月に船越が名誉毀損の疑いで告訴、松居は今年5月から任意で聴取を受けていた。

松居は「間違いありません」と容疑を認めているという。

 松居といえば昨年7月、船越が「不倫している」「バイアグラを使っている」などと一方的にTwitterやブログに投稿。それが情報番組に取り上げられ、一気に注目された。

 さらに松居は、船越が所属する芸能事務所「ホリプロ」に対しても「圧力をかけている」などと強硬に主張。激怒した船越は、昨年12月に離婚し、告訴を決断。ホリプロは昨年、名誉を傷つけられたとして松居を相手に300万円の損害賠償を求め、東京地裁に提訴していた。


 昨年7月に問題が発覚した当初『バイキング』(フジテレビ系)や『情報ライブ ミヤネ屋』(日本テレビ系)などのワイドショーは、連日「松居劇場」と称し、おもしろおかしく一挙手一投足を報じていた。

 ところが今年になって、こぞって沈黙。パタリと報道をやめ、テレビで松居の主張を取り上げることはほとんどなくなった。

 そのワケについて、芸能関係者は「船越が完全なる勝利となり、これから松居はアメリカに移住するとも言われています。テレビ局側は、これからの船越との関係や、船越が所属する『ホリプロ』との関係を考えれば、松居の肩を持ったり、船越側が嫌がるこの問題にこれ以上クビを突っ込むのは損だという“忖度”が露骨に働いているようです」と声を潜める。

 とんだ大騒動を巻き起こし、大きな話題を提供した松居は、芸能界、テレビ界から、このまま姿を消すことになりそうだ。